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「何か大切なものをなくしてそして立ち上がった頃の人へ(リソグラフ特装版)」安達茉莉子

大分県日田市のご出身で、政府機関での勤務やイギリス大学院への留学など様々な組織や場所を経験してきた安達茉莉子さんの、絵と言葉の本が入荷しました。アルファベットのAからZまでの頭文字で始まる短い文章が、英語と日本語で綴られています。

何かを失ったときや、落ち込んだときほど、物事は遅く、繊細に見えるような気がします。そのときに見た、一瞬きらりと光った景色が思い起こされるような、あるいは、今まさに立ち上がろうとしている人にはささやかな勇気になるような、26のシーン。直接何かを語りかけてくるのではなく、隣に並んで同じ方向の景色を並んでみているような、そんな1冊です。

製本は、出版社のビーナイスが協力。リソグラフで印刷された特装版で、内容はもちろんのこと、プロダクトとしての本づくりにも並々ならぬ想いが注がれています。初回入荷数はわずかで、箱崎店とオンラインショップでのお取り扱いとなりますが、ぜひ手に取ってご覧ください。(再入荷予定もございます。)

安達茉莉子(あだち・まりこ)
大分県日田市出身。大自然に囲まれながら、本と空想の世界にトリップするインドアな幼少時代を過ごす。政府機関での勤務、篠山の限界集落での生活、イギリス大学院への留学など様々な組織や場所での経験をするなかで、人間が人間であるための「言葉」を心の拠り所として、詩と小説を綴ってきた。2015年からは東京都内で"MARIOBOOKS"として、言葉とイラストで「物語」を表現している。
https://mariobooks.com/

MARIOBOOKS 1200円+税

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