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「西村佳哲に薦める20冊の集い」 フォトレポート

キューブリック箱崎店2階のカフェにて、4月20日に働き方研究家西村佳哲さんをお迎えしてのワークショップが開催されました!その模様をレポートいたします。
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20名の参加者の方々が、それぞれ持ち寄った「仕事や働き方あるいは生き方をめぐって、あなたが大切にしている本」。西村佳哲さんを囲んで、とっておきの1冊を紹介し合っていただきました。
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参加者はお一人ずつ順番に、持参した本をアピール。20冊の本には20人分の想い出や人生観が伴います。「私は、子どもから変な大人だなぁと思われるような人になりたいんです。」そう語ってくださった参加者の方は、『魔女の宅急便』 著/角野栄子を推薦されました。
他にも、お一人おひとりの働き方や生き方が詰まった本が勢ぞろい。その一部をご紹介いたします。
『おおきな木』 著/シェル・シルヴァスタイン
『BE A GOOD NEIGHBOR  ぼくのかごしま案内』 著/岡本仁
『ヒデヨシのおもちゃ箱』 著/ますむらひろし
『宮沢賢治全集<10> 農民芸術概論』 著/宮沢賢治
『ともだちは海のにおい』著/工藤直子
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ゆっくりとした口調で、言葉を大切にしながら語ってくださる西村さん。
時折ユーモアも交えたコメントに、会場は終始笑顔の耐えない和やかな雰囲気。
最後は、西村さんご自身の推薦本について語っていただく時間になりました。
何度読んでも泣いてしまう本、ものづくりの全てがわかる本、など、つい読んでみたくなってしまうエピソードをたくさんご紹介いただきました。
自分はどう働き、どう生きるのか。
大切なことなのに、ついついおろそかにしがちな問いを西村さんとの対話を通して真剣に考えていく、そんな貴重な時間となりました。(うめだ)
西村佳哲さんご推薦の本はこちら。
『愛するということ』 著/エーリッヒ・フロム
『影との戦い-ゲド戦記』 著/アーシュラ・K. ル・グウィン
『語るに足るささやかな人生』 著/駒沢敏器
『旅をする木』 著/星野道夫
『神話の力』 著/ジョーゼフ・キャンベル、ビル・モイヤーズ
『木のいのち木のこころ』 著/西岡常一
『イームズ入門』 著/デミトリオス・イームズ
『いちご物語』 著/大島弓子
『エフスタイルの仕事』 著/五十嵐恵美、星野若菜
『春になったら苺を摘みに』 著/梨木果歩
『風の谷のナウシカ 全7巻ボックス』 著/宮崎駿
『よあけ』 著/ユリー・シュルヴィッツ
ただいま箱崎店では<西村佳哲フェア>を開催中。
西村さんおすすめの本を取りそろえております。