福岡・けやき通り & 箱崎の小さな本屋

Independent Small Bookstore in Fukuoka since 2001

ホーム > イベント&展覧会情報 > 2/26(金)齋藤圭吾×立花文穂トークショー「写真を撮る、本を製る。- 齋藤圭吾写真集『melt』にまつわるふたりの話 -」を開催します。

2/26(金)齋藤圭吾×立花文穂トークショー「写真を撮る、本を製る。- 齋藤圭吾写真集『melt』にまつわるふたりの話 -」を開催します。

【2.26 齋藤圭吾写真展 始まりました!】 『melt saito keigo』に収録されている作品と、立花さんが写真集を製本をする様子を撮影した写真を展示します。 会期:2016年2月26日(金)~3月13日(日) 11:30-19:00(2月29日・3月7日店休) 場所:カフェ&ギャラリー・キューブリック (ブックスキューブリック箱崎店2F・福岡市東区箱崎1-5-14 JR箱崎駅西口から博多駅方面に徒歩1分) saitokeigo1.JPG saitokeigo2.JPG ____

melt.jpg  かたちのみかた.jpg

 高山なおみさんの『記憶のスパイス』(アノニマ・スタジオ)や飛田和緒さんの『うちの冷蔵後』(メディアファクトリー)など、人気料理家の著書で写真を手がけている齋藤圭吾さん。2015年の2月に東京で行われた写真展『melt saito keigo』では、フクシマの原発付近の海岸で撮影した写真を発表されました。 melt_MG_0048.jpg melt_MG_0114.jpg melt_MG_0183.jpg  こちらの展示会に合わせて刊行された写真集『melt saito keigo』の編集・デザイン・製本を担当したのが、立花文穂さんです。立花さんは、美術作家として文字と紙をテーマや素材として作品を制作する一方で、雑誌『球体』の責任編集や、『高山なおみの料理』(メディアファクトリー)をはじめとした書籍のグラフィックデザインを多く手がけられています。  齋藤さんと立花さんは北九州市の情報誌『雲のうえ』の制作に携わっており、写真のクレジットにお名前を拝見することもしばしばです。そんな福岡にも縁のあるおふたりに、写真を撮ること、製本することについてあらためて語っていただきます。  実家が製本所だった立花さんは、父の遺した製本機で写真集を印刷、製本しました。その様子を齋藤さんが撮影した写真と、『melt saito keigo』に収録されている作品を2月26日(金)から展示します。 0226_1.JPG  写真展とトークイベント、併せてお楽しみください。  皆様のご来場をお待ちしております。 ___ 【齋藤圭吾写真展】 『melt saito keigo』に収録されている作品と、立花さんが写真集を製本をする様子を撮影した写真を展示します。 会期:2016年2月26日(金)~3月13日(日) 11:30-19:00(2月29日・3月7日店休) 場所:カフェ&ギャラリー・キューブリック (ブックスキューブリック箱崎店2F・福岡市東区箱崎1-5-14 JR箱崎駅西口から博多駅方面に徒歩1分) 【トークイベント】 齋藤圭吾×立花文穂 「写真を撮る、本を製る。- 齋藤圭吾写真集『melt』にまつわるふたりの話 -」  「たまたま行った福島で、たまたま見つけたつららを撮って、たまたま立花さんに見せたら、写真集にしたいと言ってもらった。『ワシが自分で製(つく)る』と言われ、ならば、どんな形であれ立花さんの思う本の形にしてほしいと思い、そう伝えたー」  自分の写真が目の前で印刷され、友人の手で製本されていく様子に、写真家は何を見たか。作業風景を切り取った写真を見ながら、初めての写真集づくりを語ります。 日時=2016年2月26日(金) 19:00スタート(18:30開場) 会場=カフェ&ギャラリー・キューブリック (ブックスキューブリック箱崎店2F・福岡市東区箱崎1-5-14 JR箱崎駅西口から博多駅方面に徒歩1分) 出 演=齋藤圭吾(写真家) 立花文穂(アーティスト、アートディレクター) 入場料=1,800円(1ドリンク付・要予約) *終演後に軽食とドリンク付の懇親会有(参加費 2000 円・要予約) 予約先= ①メールでお申し込み hakozaki@bookskubrick.jpまで、 [1.お名前、2.参加人数、3.ご連絡先電話番号 4.懇親会参加有無] をご記入の上お申込みください。 当店からの予約確認メールをもってお申し込み完了といたします。 ※返信がない場合はお電話にてお問合せください。 ②peatixというサービスからも簡単に予約が可能です。 こちらの「チケットを申込む」ボタンからお申込ください。 参加費は当日受付でお支払いくださいますようお願いいたします。 齋藤圭吾(さいとう・けいご)プロフィール 1971年東京生まれ。写真スタジオ勤務を経て、独立しフリーとしての活動を開始。現在は、雑誌を主体に、広告、C Dジャケット、書籍、などを手がける。主な書籍のしごとに「ボタニカ問答帖」「あんこの本」(京阪神エルマガジン)、「記憶のスパイス」(アノニマスタジオ)などがある。 立花文穂(たちばな・ふみお)プロフィール アーティスト、グラフィックデザイナー。1968年広島市生まれ。文字・紙・印刷・本を主な素材、テーマに作品を制作し国内外で発表する。近年の展覧会に「デザイン 立花文穂」(ギンザ・グラフィック・ギャラリー、2011年)、「MADE IN U.S.A./クララ洋裁研究所」(佐賀町アーカイブ、2013年)など。2006年より、自ら責任編集とデザインを手がける『球体』(現在5号刊行)をはじめる。作品集に『クララ洋裁研究所』、『木のなかに森がみえる』、『風下』など。最新の著書に『かたちのみかた』(誠文堂新光社)。現在、女子美術大学教授。 melt.jpg齋藤圭吾写真集「melt saito keigo」 3240円(税込) 発行:立花文穂プロ 齋藤圭吾は、2013 年 1 月、フクシマの原発付近の海岸を訪れ、そこで目にした光景に自然と人間のあり様に驚きと感動をもって再認識させられ写真に収めました。とりわけ、「一本一本をなるべく丁寧に写した」というつららの一連の写真群は、人間と自然の営みの原理・摂理を感じずにはいられないもので、汚染した土や空気と共にわたしたち鑑賞者のこころも浄化されることでしょう。齋藤圭吾の写真を通して、いま一度、自然とは、人間とはなにか?という永遠の問いに思いを馳せてみてはいかがでしょうか。 (以上、齋藤圭吾写真展「melt saito keigo」プレスリリースより一部抜粋)