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【終了】6/16(土)『ありがとうもごめんなさいもいらない森の民と暮らして人類学者が考えたこと』刊行記念 奥野克巳さんトークショー

 

 人類学者で、東南アジアのボルネオ島の狩猟採集民「プナン」の調査研究をする奥野克巳さん。感謝のことばや考え方がなく、何か失敗をしでかしても反省することがない。貸したバイクを壊して返したときも、謝ることもない・・・。それはなぜなのか?

 奥野さんがフィールドワークから見えてきたことを綴った人類学エッセイ、『ありがとうもごめんなさいもいらない森の民と暮らして人類学者が考えたこと』(亜紀書房)が5月末に発売となります。こちらを記念したトークショーを、ブックスキューブリック箱崎店で開催いたします。

 長い時間をかけてプナン人と生活を共にし、交流してきた奥野さん。その中で知り得た彼らの人生哲学や世界観は、現代社会に生きる私たちに多くの気づきをもたらします。
豊かさ、自由、幸せとは何か。
今の社会の在り方、自分の考え方や生き方を問い直す機会となりそうです。

 聞き手は同じく人類学者、九州大学でオーストラリア先住民の研究をされている飯嶋秀治さんと、奥野さんの大学時代の友人である当店店主大井実がつとめます。
フィールドワークに長けた人類学者であるお二人のトークをぜひ聴きにいらしてください。

『ありがとうもごめんなさいもいらない森の民と暮らして人類学者が考えたこと』刊行記念
奥野克巳さんトークショー

日時:2018年6月16日 (土) 19:00スタート(18:00開場)
会場:カフェ&ギャラリー・キューブリック
(ブックスキューブリック箱崎店2F・福岡市東区箱崎1-5-14
JR箱崎駅西口から博多駅方面に徒歩1分)
出 演:奥野克巳
聞き手:飯嶋秀治(九州大学)・大井実(ブックスキューブリック)
参加費:1800円(1ドリンク付・要予約)
*終了後に懇親会有り(参加費1500円・カレーと2ドリンク付・要予約)
*18時~19時 開演前にカフェの食事メニューをご利用いただけます。

予約先:①メールでお申し込み
hakozaki@bookskubrick.jpまで、件名を「6/16トーク予約」として
[1.お名前、2.参加人数、3.ご連絡先電話番号 4.懇親会参加有無]
をご記入の上お申込みください。
当店からの予約確認メールをもってお申し込み完了といたします。
※返信がない場合はお電話にてお問合せください。(092-645-0630)

②peatixというサービスからも簡単に予約が可能です。
こちらの「チケットを申込む」ボタンからお申込ください。
参加費は当日受付でお支払いくださいますようお願いいたします。

奥野克巳(おくの・かつみ)

1962 年生まれ。立教大学異文化コミュニケーション学部教授。人類学者。マレーシアでフィールドワークを重ね、現在は、狩猟採集民プナンの生き方を調査している。著書に『帝国医療と人類学』(春風社)などが、監訳書に『森は考える』(亜紀書房)がある。

飯嶋秀治(いいじま・しゅうじ)

1969年生まれ。九州大学人間環境学研究院准教授。人間環境学博士(共生社会システム論)。
フィールドはオーストラリア先住民(アランタ語系)、日本(北関東および九州の民俗)、インドネシア(バリ島およびロンボク島)。研究テーマは世界社会論、危機生存、共苦共生。
http://www2.lit.kyushu-u.ac.jp/~com_reli/iijima/

『ありがとうもごめんなさいもいらない森の民と暮らして人類学者が考えたこと』

著・奥野克巳 亜紀書房 1944円

ボルネオ島の狩猟採集民「プナン」とのフィールドワークから見えてきたこと。豊かさ、自由、幸せとは何かを根っこから問い直す、刺激に満ちた人類学エッセイ!