「吉田初三郎の世界」展が開催中です。（ギャラリー）

ブックスキューブリック箱崎店２Ｆのカフェ＆ギャラリー・キューブリックでは、現在、「吉田初三郎の世界」と題した展覧会を開催中です。これは、『美しい九州「大正広重」吉田初三郎の世界』（企画・編集／益田啓一郎）が、先日、海鳥社から発売されたことを記念して開催しているものです。
「初三郎式」と呼ばれる独特の名所図絵を完成させ、大正から昭和30年に没するまでに全国約2000点の作品を遺した吉田初三郎。彼の真髄は、単に絵を描いただけでなく、久住・飯田高原や菊池渓谷などの景勝地を次々に発掘し、別府温泉や雲仙、霧島、高千穂峡など数多くの観光地の発展を宣伝活動や観光振興アドバイザーとして支援した点にあります。「大正広重」と称され、日本の観光イメージを創った絵師・吉田初三郎の世界に触れてみませんか。

「吉田初三郎の世界」
会期／2009年3月3日（火）～3月22日（日）11時～20時（9日・16日休）
会場／カフェ＆ギャラリー・キューブリック（ブックスキューブリック箱崎店２Ｆ）
福岡市東区箱崎1-5-14ベルニード箱崎２Ｆ
TEL092-645-0630