福岡・けやき通り & 箱崎の小さな本屋

Independent Small Bookstore in Fukuoka since 2001

ホーム > イベント&展覧会情報 > 「テレジン収容所の幼い画家たち展」&「子どもたちのホロコースト」ブックフェアを開催します。(ギャラリー)

「テレジン収容所の幼い画家たち展」&「子どもたちのホロコースト」ブックフェアを開催します。(ギャラリー)

ナチス強制収容所のひとつ、チェコのテレジン収容所にいた子ども達が描いた絵の展覧会を、カフェ&ギャラリー・キューブリックで開催します。
telejin.jpg
テレジン収容所にいた、15,000人のユダヤ人の子ども達のたった一つの楽しみは、ひそかに絵を描くこと。遊園地やサーカスの思い出、花や蝶、小さい画家達は何でも絵にしました。この子ども達のほとんどはアウシュビッツに送られ殺されました。生き残ったのはわずか100人足らずといわれています。戦争が終わりドイツ軍が去ったあと、4000枚の絵と数点の詩が残されていたそうです。
ノンフィクション作家の野村路子さんがこの絵を日本の子どもたちに見てもらいたいと、ユダヤ博物館に交渉し、1991年から日本の各地で展覧会を開き、テレジンの子どもたちの事を伝えています。(『テレジンの小さな画家たち ナチスの収容所で子どもたちは4000枚の絵をのこした』偕成社刊などの著書を出されています)
今回、子どもたちの絵のレプリカパネルを保管している埼玉県平和資料館と、福岡での展覧会の開催に尽力された そよぎの会の協力を得て、絵と解説パネルの展示を行います。
幼い画家たちの生きる力や希望となった絵や詩が語る声を聞きに、ぜひキューブリック箱崎店へお越し下さい。
「テレジン収容所の幼い画家たち展 ~ナチスの収容所で子どもたちは4,000枚の絵をのこした~」
会期/2010年8月10日(火)~8月31日(火)
11:00~20:00 (14日・15日臨時休業・16日第3月曜定休日)
会場/カフェ&ギャラリー・キューブリック
(福岡市東区箱崎1-5-14ベルニード箱崎2F tel 092-645-0630)
*今回の展示は、「箱崎アートターミナル2010」のイベントととして開催します。また、同時に1Fのブックスキューブリックで「子どもたちのホロコースト」ブックフェアも同時開催いたします。