『桂川潤ブックデザイン展』を開催します。(ギャラリー)
来年年明けから、箱崎店2Fのギャラリーでは、近頃『本は物である 装丁という仕事』(2010年10月・新曜社刊)を出されて話題のブックデザイナー桂川潤さんの装丁作品を集めた展覧会を開催します。
アップルのi pad発売を契機に、急に電子書籍を巡る話題でもちきりになり、浮き足立っているかに見える出版・書店業界の関係者は、今、本という存在を、冷静に見つめなおす必要があると思えますが、そんな時にタイムリーに出版されたのが本書です。
独学でブックデザインの世界に飛び込み、今や一人で年間200点もの装丁を手がける桂川さんによる装丁論にして出版文化論で、小さな出版社からの発売ですが各書評でも評判が良く、静かな話題となっています。
18日には、ご本人をお呼びしてのトークショーも予定されていますので、ぜひ、ご高覧ください。
『桂川潤ブックデザイン展』
会期:2011年1月4日(火)~2月6日(日)
11時30分~19時30分(毎週月曜休)
会場:カフェ&ギャラリー・キューブリック
(福岡市東区箱崎1-5-14 ブックスキューブリック箱崎店2F)
桂川潤トークショー『本は物である 装丁という仕事』
日時:2011年1月18日(火)19時30分
参加費:1000円(ワンドリンク付・要予約)
予約・問合せ先:ブックスキューブリック箱崎店
TEL092-645-0630
桂川潤さんのプロフィール
東京生まれ。1985年立教大学文学部卒。キリスト教系NGOや研究所で働いた後、1995年からブックデザイン(装丁)の仕事をはじめる。
桂川潤さんのWeb site → http://www.asahi-net.or.jp/~pd4j-ktrg/
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