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3作家による版画展が2/3より開催 at ギャラリーモリタ
ギャラリーモリタで初めての発表となる3作家による展覧会が開催されます。(版画全36点を展示)
■PRINTS GROUP SHOW ”SEEDS" all things is little seeds
会期/2007年2月3日(土)~2月18日(日) 12:00~20:00 月曜日休廊
会場/ギャリーモリタ
釣谷幸輝は1967年、東京生まれ、現在富山県在住。
繊細な深い諧調の緻密な画面で構成された独自の時間の感覚は心地よさと同じに鋭さを感じさせます。さまざまな技法を使って表現していますが、特に彼の紡ぎ出すメゾチント技法は、非常に繊細な美しさを感じさせます。20点を展示。
小玉裕子は1972年愛知県生まれ、東京在住。エッチングとアクアチント技法を主に制作しています。蕾みのような植物と女性を描いた作品からは、少女時代の悲しみや不安や期待、激しく渦巻く感情が感じられます。9点を展示。
中川佳宣は、1964年大阪府生まれ、滋賀県在住。版画だけではなく油彩画、ドローイング、立体オブジェなども制作しています。現在は琵琶湖に近い里山の中に暮らしています。植物や植物と人間との関わり、農耕や栽培といった、昔ながら生活の中でくり返し営んできたものをモチーフに作品を生みだしています。
今回はシルクスクリーン、エッチングなどで「SEED」を題材に描かれたシリーズ7点を展示。地下に埋っている「SEED」に自分達の視点を合わせて世界を見たら、きっと現代に見失いかけている何かに気づけるのではないかと提案されているようです。