【終了】11/18(土)『わたしの本棚』刊行記念 中江有里さんトークイベント「本と出会い、思いを重ね、ともに歩く~『わたしの本棚』をめぐって」
NHK連続テレビ小説「走らんか!」の出演などで博多にも縁のある女優の中江有里さん。NHK BSの「週刊ブックレビュー」で長年司会を務めるなど、女優業とともに、作家・書評家としても高い評価を得ています。
11月に発売される新刊『わたしの本棚』では、これまでの人生でどのような本と出会い、勇気をもらい、心を支えられてきたかが綴られています。この新刊の発売を記念したトークイベントを11月18日(土)にブックスキューブリック箱崎店で開催いたします。
エクトール・マロ『家なき子』、北條民雄『いのちの初夜』、夏目漱石『三四郎』、フランソワーズ・サガン『悲しみよ こんにちは』、高倉健『あなたに褒められたくて』・・・、人生の折々の傍らには、常に本があったという中江さん。当日は、ブックキューブリック店主大井実とのトーク形式で、新刊の内容を中心に、体験に基づいた「読書」の喜びについてたっぷり語っていただく予定です。
ノーベル賞を受賞したカズオ・イシグロの『わたしを離さないで』が、新刊で紹介されていることでも話題の中江さんとご一緒に、本をめぐる旅をお楽しみください。
『わたしの本棚』刊行記念 中江有里さんトークイベント
「本と出会い、思いを重ね、ともに歩く~『わたしの本棚』をめぐって」
日時:2017年11月18日(土)19:00スタート(18:30開場)
会場:カフェ&ギャラリー・キューブリック
(ブックスキューブリック箱崎店2F・福岡市東区箱崎1-5-14
JR箱崎駅西口から博多駅方面に徒歩1分)
出演:中江有里
参加費:2000円(1ドリンク付・要予約)
予約先:①メールでお申し込み
hakozaki@bookskubrick.jpまで、件名を「11/18トーク予約」として
[1.お名前、2.参加人数、3.ご連絡先電話番号]
をご記入の上お申込みください。
当店からの予約確認メールをもってお申し込み完了といたします。
※返信がない場合はお電話にてお問合せください。
②peatixというサービスからも簡単に予約が可能です。
こちらの「チケットを申込む」ボタンからお申込ください。
参加費は当日受付でお支払いくださいますようお願いいたします。
*11月19日(日)14時~ 西南学院大学大講堂でもトークが開催されます。
〔テーマ〕「読むこと、生きること」
〔ホスト〕田村元彦先生(西南学院大学准教授)
参加費:1000円(ブックオカHPより申し込み)
中江有里(なかえ・ゆり)プロフィール
1973年大阪府生まれ。女優・作家。法政大学卒。89年芸能界デビュー、テレビドラマ・映画に多数出演。2002年『納豆ウドン』で第23回NHK大阪ラジオドラマ脚本懸賞最高賞受賞。NHK BS2「週刊ブックレビュー」で長年司会を務めた。
現在、NHK「ひるまえほっと」で本の紹介を担当するほか、フジテレビ系「とくダネ!」にコメンテーターとして出演中。読書に関する講演や、エッセイ、書評も多く手がける。
主な著書に『結婚写真』(小学館文庫)、『ティンホイッスル』(角川書店)、『ホンのひととき 終わらない読書』(PHP文芸文庫)。福岡には幼少期からしばしば訪れ、1995年、博多の高校生の青春群像を描いたNHK連続テレビ小説「走らんか!」に出演し、ゆかりが深い。
『わたしの本棚』
中江有里 著 PHP研究所 1,400円+税
女優・作家として、または本のナビゲーターとして、テレビ出演や講演、執筆に多忙な日々を送る著者。しかし、その歩みは決して平坦ではなかった。少女時代の複雑な家庭事情、芸能界での思春期の葛藤、俳優・児玉清さんとの出会い、そして現在も続く試行錯誤の人生の旅……。
その傍らには、つねに本があった。エクトール・マロ『家なき子』、北條民雄『いのちの初夜』、夏目漱石『三四郎』、フランソワーズ・サガン『悲しみよ こんにちは』、高倉健『あなたに褒められたくて』――本書で著者は、自らの来し方を綴りながら、その折々に傍らにあった本の紹介を織り込む。難しい試みを無理なく一篇の読み物に仕立て、深い読後感を残すエッセイ集になった。24篇収録。月刊文庫『文蔵』(PHP文芸文庫)連載作品の単行本化。