【終了】1/14(土)「一糸座と乙女文楽の共演」事前ワークショップ 日本の糸あやつり人形を動かしてみませんか?
2017年3月、福岡市博多区のガスホールにて、古来から伝わる人形浄瑠璃の公演、「一糸座と乙女文楽の共演」が行われます。
これに先立ち、1月14日(土)の夕べに、ブックスキューブリック箱崎店にて糸あやつり人形のワークショップを開催します。日本の人形芝居の歴史や日本独特の糸あやつり人形の構造についてのお話を聞いた後、実際に人形を自分で持ち、動かしてみる体験もできます。当日は「長靴をはいた牡猫」に登場する人形たちがやってきます!
日本の伝統工芸である糸あやつり人形に触れられる貴重な機会ですので、ぜひご参加ください。
参加無料、親子でのご参加も歓迎です。(対象・・・小学生以上)
「一糸座と乙女文楽の共演」事前ワークショップ
日本の糸あやつり人形を動かしてみませんか?
日時:2017年1月14日(土)19:00スタート(18:30開場)
会場:カフェ&ギャラリー・キューブリック
(ブックスキューブリック箱崎店2F・福岡市東区箱崎1-5-14
JR箱崎駅西口から博多駅方面に徒歩1分)
入場料:無料(要予約)
対象:小学生以上
主催:糸あやつり人形一糸座
予約先:
hakozaki@bookskubrick.jpまで、
[1.お名前、2.参加人数、3.ご連絡先電話番号]
をご記入の上お申込みください。
当店からの予約確認メールをもってお申し込み完了といたします。
※返信がない場合はお電話にてお問合せください。(092-645-0630)
文化庁委託事業 家族で楽しむ人形浄瑠璃
「一糸座と乙女文楽の共演」
【ご挨拶】
今回の上演は、一部:乙女文楽、二部、糸あやつり人形一糸座という構成です。日本に古くから伝わる人形浄瑠璃には、糸で操る人形と、直接人形に手を触れて遣う人形など、色々な遣い方の人形があります。今回は、その遣い方の違いを皆様に楽しんで頂ければと思っております。子供から大人まで家族で観て頂き、日本の文化、伝統芸能に親しんで頂けることを願っております。
【演目】
「義経千本桜」四段目 道行初音旅
「八百屋お七(の湯)」
「田能久」
【福岡公演詳細】
日時:2017年3月15日(水)18時半開演
場所:ガスホール 福岡市博多区1-17-1パピヨン24
チケット料金:一般 2000円(中学生以下無料)
チケット取扱い
◎糸あやつり人形一糸座 isshiza@gmail.com TEL 042-201-5811
◎ローソン<Lコード:82726>
ローソン・ミニストップ店頭「Loppi」
ネット予約 ローチケHMV
電話予約 0570-084-003(自動音声対応)
0570-000-407(オペレーター対応/10:00~18:00)
◎Contetti(カンフェティ)http://confetti-web.com/
0120-240-540 *通話無料・オペレーター対応(受付時間 平日10:00~18:00
*1月12日よりブックスキューブリックけやき通り店・箱崎店でチケット販売開始
問い合わせ:糸あやつり人形一糸座
isshiza@gmail.com TEL 042-201-5811 http://www.isshiza.com/
*乙女文楽について・・・
人形浄瑠璃文楽は、三人で一体の人形を使う「三人遣い」によって、豊かで洗練された表現を可能にしていますが、乙女文楽はそれをひとりの人形遣いによって実現しようと生まれました。大正末から昭和の初めに、文楽の人形使い五世桐竹門造らによって考案され、少女たちによって演じられて人気を博しました。人形の外見はそのままに構造に工夫が加えられています。男性の芸能である文楽に対し、いまも女性ばかりで演じられる華やかな舞台です。
*ひとみ座乙女文楽について・・・
現代人形劇団ひとみ座の女性座員が、乙女文楽誕生当初から活躍した桐竹智恵子を師として、約50年前から伝承しています。国内はもとより、ヨーロッパ諸国からアメリカ、中国、インドなど海外で講演し好評を博しています。桐竹智恵子没後から現在まで文楽の桐竹勘十郎に指導を仰いでいます。
*「糸あやつり人形一糸座」紹介・・・
代表の結城一糸は、寛永年間から続く結城座・十代目結城孫三郎(故結城雪斎) 三男として生まれ、五歳初舞台。1972年三代目結城一糸を襲名。結城座の中心的人形遣いとして活躍。多くの演出家達と意欲的な作品創りを行い、一座を率いてきた。 2003年結城座から独立。海外公演も多数行い、独立後では、パリ日本文化会館で「牡丹灯籠」上映。2015年5月、チェコとスロバキア、2ヶ国3都市で、「釣女・鈴ヶ森」を上演。
2015年10月、イタリア・ボローニャ大学から招聘され、学生に向けたワークショップ及び、「伝統と現代」をテーマに大学教授・演劇専門家とのシンポジウム。「八百屋お7・三番叟」「アルトー24時」を上演。日本人でボローニャ大学に招聘されたのは、現在の市川猿翁(当時・猿之助)以来、「糸あやつり人形一糸座」の結城一糸が、2人目とのことである。
同年11月、イタリア・パレルモ演劇祭からも招聘され「八百屋お7・三番叟」「アルトー2と便器」を上映。どの国でも、糸あやつり人形の繊細さ、芸術性の高さに驚かれ、日本の文化の素晴らしさが高く評価された。