10/12（火）-10/31（日）『91歳セツの新聞ちぎり絵ポストカードブック』刊行記念 木村セツ新聞ちぎり絵原画展
90歳で創作活動を始めた木村セツさんが、生活にある身近なものをモチーフにして、新聞をちぎって描くちぎり絵の作品集『90歳セツの新聞ちぎり絵』（里山社）。新聞から切り出した様々な色、文字、写真のパーツを細かく貼り合わせて1枚の絵を描くその観察眼と表現力は見事で、作品集は現在7刷となりました。
そして今年。91歳になったセツさんが2020年の1年間で作った新作を、ポストカードにして収録した『91歳セツの新聞ちぎり絵ポストカードブック』（里山社）が刊行されました。セツさんのコメント付きの32枚のポストカードは、作品集として、額に入れて飾って、切手を貼ってなかなか会えない人へのお便りに、と様々な楽しみ方ができます。
ポストカードブックの刊行を記念して、当店で2度目となるセツさんのちぎり絵の作品展を箱崎店2Fのギャラリーで開催いたします。
驚くほど精緻で見る度に発見があり、隣にいる人に話しかけたくなるようなユーモアあふれるセツさんの作品をぜひお楽しみください。
『91歳セツの新聞ちぎり絵ポストカードブック』刊行記念
木村セツ新聞ちぎり絵原画展
会期：2021年10月12日（火）～10月31日（日）
11時～18時（月曜定休）＊入場無料
会場：カフェ＆ギャラリー・キューブリック
住所：福岡市東区箱崎1-5-14ブックスキューブリック箱崎店2F
（JR箱崎駅西口から博多駅方面に徒歩1分）
書籍情報
『91歳セツの新聞ちぎり絵ポストカードブック』
木村セツ 里山社 1650円
89歳で夫を亡くし、2019年1月、90歳から始めた新聞ちぎり絵作品と人生の聞き書きを収録した『90 歳セツの新聞ちぎり絵』は5刷に! 旺盛な食欲を感じさせるハンバーガーやお盆のお供物の剣先イカなど、バラエティに富んだモチーフとユーモラスな言葉、精緻な表現力で注目を集める。世界中が閉塞感に包まれた2020年も、変わらず毎日創作を続け、表現力も観察眼も深化。主に、91歳になった2020年の1年間で作った新作を中心に、32点を収録したコメント付ポストカードブックが出来ました。セツさんの創作の源を探る読み物(ちぎり絵くふう解説/ 1 日のすごし方/セツさんの「昔のしごと」他)も充実。なかなか会えない遠くのあの人へ、セツさんの明るいパワーをポストカードで送るも良し、作品集として純粋に楽しむも良し、な一冊です。
著者プロフィール
木村セツ
1929年（昭和4年)1月7日奈良県桜井市生まれ。戦争中は学徒動員により、紡績工場で働く。戦後、銀行に勤めるが、家庭の事情で退職。3人の子供を育てながら、養鶏、喫茶店、農業などの仕事に励む。2018年末に夫が他界。2019 年元旦から長女の勧めで新聞ちぎり絵を始め、才能が開花。ツイッターアカウントはフォロワー数4万人以上（2021年1月現在）。90歳の1年間につくった作品を集めた作品集『90歳セツの新聞ちぎり絵』（里山社）が好評発売中。
Twitter 91歳セツの新聞ちぎり絵 @setsu010
