11/19(水)~11/30(日)復刻記念「暮しの手帖のぬりえ展」を開催します。
1951年に暮しの手帖社より刊行された『ぬりえ 第1集』の復刻を記念し、ブックスキューブリック箱崎店にてぬりえ展を開催いたします。

『ぬりえ 第1集』は創業者の大橋鎭子さんが発案し、1951年に暮しの手帖社より刊行されました。梅原龍三郎さん、安井曾太郎さんの編集指導のもと、8名の一流画家が描き下ろしの「絵」と「下絵」を寄せています。子どもはもちろん、おとなも楽しめる美しいぬりえは多くの人びとに「自由に描くよろこび」を伝えてきました。
長らく絶版となっていた『ぬりえ 第1集』が、このたび『暮しの手帖』5世紀38号(9月25日発売)の付録として復刻しました。今回の展示は、現在各界で活躍する8人の方々がそれぞれ下絵を選び、塗った「ぬりえ」です。自由な発想で描かれたすばらしいものに仕上がっています。
「ぬりえ」を塗っていただいた方々
- 田村セツコさん (下絵「おどる、こども」初山滋さん作)
- ミロコマチコさん (下絵「夕べの狩」長谷川春子さん作)
- 甲斐みのりさん (下絵「花と壺」杉本健吉さん作)
- 高山なおみさん (下絵「静物」三岸節子さん作)
- カヒミカリィさん (下絵「風景」児島善三郎さん作)
- 藤岡拓太郎さん (下絵「兄さんと姉さんの傘」小磯良平さん作)
- 小林賢太郎さん (下絵「サーカス」鈴木信太郎さん作)
- 古賀及子さん (下絵「おもちゃ」宮本三郎さん作)
本展では、8名のぬりえの原画とコメントを展示いたします。自由に描かれた作品を見ると、ぬりえはおとなも子どもも楽しめるものだったと思い出します。
この機会にどなたさまもお越しください。

復刻記念「暮しの手帖のぬりえ展」
会 期:2025年11月19日(水)~ 2025年11月30日(日)
時 間:水〜金 11:00~16:30
土日祝 10:30~17:30
*月・火定休(祝日は営業)
*11月24日(月)は営業
*入場無料
会 場:カフェ&ギャラリー・キューブリック
福岡市東区箱崎1-5-14ブックスキューブリック箱崎店2F
(JR箱崎駅西口から博多駅方面に徒歩1分)
【暮しの手帖社プロフィール】
1946(昭和21)年
3月 大橋鎭子を社長に衣裳研究所を東京都中央区銀座西8丁目、日吉ビル3階に設立
6月 『スタイルブック』を衣裳研究所より創刊
1948(昭和23)年9月 『美しい暮しの手帖』創刊。
1951(昭和26)年1月 株式会社に組織変更。衣裳研究所から、暮しの手帖社に社名を変更
1956(昭和31)年2月 「婦人家庭雑誌に新しき形式を生み出した努力」に対し、第4回菊池寛賞を受賞
1971(昭和46)年11月 『からだの読本』が第25回毎日出版文化賞を受賞
1972(昭和47)年
3月 花森安治著『一銭五厘の旗』が第23回読売文学賞を受賞
8月 「日本の消費者、ことに抑圧された主婦たちの利益と権利と幸福に説得力のある支援を行った」ことで、花森安治がラモン・マグサイサイ賞を受賞
1994(平成6)年2月 『すてきなあなたに』による、長年にわたる文化の向上、発展に貢献したことで、大橋鎭子が第10回東京都文化賞を受賞
【書籍紹介】
『暮しの手帖 5世紀38号』特別付録「復刻版 ぬりえ」
暮しの手帖社 発行
定価:1,200円+税
サイズ:A4変形
ページ数:184ページ
刊行:2025年9月25日発売予定
出版社による書籍紹介ページはこちら→
https://www.kurashi-no-techo.co.jp/nurie1951
◎お問い合わせ:ブックスキューブリック箱崎店
TEL:092-645-0630
Mail hakozaki@bookskubrick.jp