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【終了】11/24(金)フランス文学者・野崎歓さんトークショー

 ジャン=フィリップ・トゥーサンの翻訳やエッセイ、映画・文芸批評などで知られるフランス文学者、野崎歓氏のトークを11月24日(金)に箱崎店2Fのカフェで開催いたします。

 翻訳書を読むことを通してフランス文学が好きになり、その文学の面白さからフランス語を学ぶようになった野崎歓氏は現在、フランスの古典から最先端の文学まで、また映画に関する書籍や絵本など意欲的に翻訳に取り組んでいます。

 今回は、著書『フランス文学と愛』(講談社現代新書)をテキストに、結婚の理想と現実、禁断の愛、欲望と快楽……あらゆる「愛」でフランス文学史を辿っていただく予定です。

 文学や映画を通じたフランスへの旅をお楽しみください。

フランス文学者・野崎歓さんトークショー

日時:2017年11月24日(金)19:00スタート(18:30開場)
会場:カフェ&ギャラリー・キューブリック
(ブックスキューブリック箱崎店2F・福岡市東区箱崎1-5-14
JR箱崎駅西口から博多駅方面に徒歩1分)
出演:野崎歓(フランス文学者)
参加費:1800円(1ドリンク付・要予約)
*終演後に懇親会有(1ドリンクとカフェキューブリックのキーマカレー付・参加費1000円・要予約)

予約先:①メールでお申し込み
hakozaki@bookskubrick.jpまで、件名を「11/24トーク予約」として
[1.お名前、2.参加人数、3.ご連絡先電話番号 4.懇親会参加有無]
をご記入の上お申込みください。
当店からの予約確認メールをもってお申し込み完了といたします。
※返信がない場合はお電話にてお問合せください。

②peatixというサービスからも簡単に予約が可能です。
こちらの「チケットを申込む」ボタンからお申込ください。
参加費は当日受付でお支払いくださいますようお願いいたします。

野崎歓(のざき・かん)プロフィール

1959年新潟県生まれ。翻訳家、エッセイスト、映画・文芸評論。
東京大学大学院人文社会系研究科・文学部教授。

主な翻訳作品には、『浴室』から『マリーについての本当の話』までのジャン=フィリップ・トゥーサンの作品(2000年にベルギー・フランス語共同体翻訳賞受賞)、サン=テグジュペリ『ちいさな王子』、スタンダール『赤と黒』、ボリス・ヴィアン『うたかたの日々』、ミシェル・ウエルベック『素粒子』『地図と領土』、ジャン・ルノワール『ジョルジュ大尉の手帳』、アンドレ・バザン『映画とは何か』(共訳)など。
著書に、『ジャン・ルノワール 越境する映画』(サントリー学芸賞受賞)『赤ちゃん教育』(講談社エッセイ賞受賞)『異邦の香り―ネルヴァル「東方紀行」論』(読売文学賞受賞)『谷崎潤一郎と異国の言語』『夢の共有――文学と翻訳と映画のはざまで』他。映画関係の評論も多く、『香港映画の街角』『映画、希望のイマージュ――香港とフランスの挑戦』『アンドレ・バザン――映画を信じた男』などがある。

『フランス文学と愛』

野崎歓 著 講談社 780円+税

名作は「愛(アムール)の教育装置」だった! 結婚の理想と現実、禁断の愛、欲望と快楽……あらゆる「愛」でフランス文学史を辿る。