開業15周年記念「角田光代さんと読む志賀直哉」を開催します。
2001年に開業したブックスキューブリックは、この4月で15周年を迎えますが、それを記念して、角田光代さんをお迎えした読書会を4月22日に箱崎店2Fのカフェで開催いたします。
この15年の間、多くのゲストの方をお迎えしてトークショーなどを開催してきましたが、節目の会には過去最も印象に残った方をお呼びしたいと考え角田さんにオファーをしたところ、ご快諾いただき開催の運びとなりました。
今回は角田さんが、"簡潔で鋭い表現は真似できない"と畏怖敬愛する作家、志賀直哉の短編作品をともに味わうという企画です。名前は誰でも知っているのに意外と読まれていない印象のある志賀直哉ですが、「余計な説明を一切せずにスパンと書いてスパンと切る」、「簡潔さが読み手の余韻になってうわーって世界が広がる感じ」などといった角田さんの解説を聞くと俄然読んでみたくなります。
現代を代表する作家であり、読者を誘う本の紹介者としてもピカイチの角田光代さんとともに過ごす贅沢な一夜をご堪能ください。
(写真撮影:三原久明)
ブックスキューブリック開業15周年記念
「角田光代さんと読む志賀直哉」
【第1部】 読書会
日 時:2016年4月22日(金)19:00スタート(18:30開場)
会 場:カフェ&ギャラリー・キューブリック(ブックスキューブリック箱崎店2F・
福岡市東区箱崎1-5-14・JR箱崎駅西口から博多駅方面に徒歩1分)
参加費:2000円(ワンドリンク付・要予約・定員50名)
出 演:角田光代、大井実(ブックスキューブリック店主)
参加条件:志賀直哉の短編作品「小僧の神様」「網走まで」「剃刀」などを読んでご参加ください(それらが収録された、ちくま日本文学21「志賀直哉」(筑摩書房、880円+税)をけやき通り店、箱崎店で販売中です)。
【第2部】 懇親会
第1部の終了後、お食事とドリンクをカフェでご用意して、角田さんを囲んでの懇親会を開催します。
参加費:2500円(軽食とドリンク付・要予約・定員25名)
ご予約先:メールでお申し込みのみとなります。
hakozaki@bookskubrick.jp までお願いいたします。
[1.お名前、2.ご連絡先電話番号、3.参加を希望する部「第1部のみ」「両方」 4.角田さんに聞いてみたいこと]をご記入の上お申込みください。
*ご注意事項: ・お申込み後、返信がない場合はお電話にてお問合せください。
・当店からの予約確認メールをもってお申し込み完了といたします。
・ご参加希望の方はおひと方づつお申込みください(複数名でのお申し込みはできません)。
・ご参加できなくなった場合は必ず前日までにご連絡をお願いいたします。
角田光代(かくた・みつよ)さんプロフィール
1967年生。1990年「幸福な遊戯」でデビュー。
2005年「対岸の彼女」てせ直木賞受賞、
2007年「八日目の蝉」で中央公論文学賞を受賞。
近著に「坂の途中の家」(朝日新聞出版)「拳の先」(文藝春秋)など。