2/20(火)〜3/10(日)「あたたかいなにかをゆめみてる――荒井良二『ねこのゆめ』原画展」を開催します。
ブックスキューブリック箱崎店2Fのギャラリーにて、絵本作家・荒井良二さんの個展を開催します。
荒井良二さんは、スウェーデン政府が主催する児童文学の国際賞であるアストリッド・リンドグレーン記念文学賞を日本人として初めて受賞するなど、海外でも高く評価されるアーティストです。1990年にデビューして依頼、100冊以上の本を手がけてきた荒井さん。その活動は絵本制作のみならず、作詞作曲やバンド演奏、芸術監督にまで及びます。
本展では、そんな荒井さんによる最新の絵本『ねこのゆめ』(NHK出版)の原画を展示いたします。また、1F書店では荒井さんが手がけてきた絵本やピンバッヂ、ポストカードなどのオリジナルグッズも販売予定です。
たくさんのご来場を心よりお待ちしております。
(以下、NHK出版によるステートメントと荒井良二さんからのコメントです。)
ねこはいつもゆめみてる。会いたい誰かが待つ世界を――。
ねこたちが思い思いに抱く――行きたい場所や会いたい人、なりたい自分――希望や憧れの数々。絵本作家・荒井良二さんの『ねこのゆめ』は、「夢見ること」を通してその先にひろがる世界を自由に想像することの楽しさを描いた、子どもにも大人にも心に響く、やさしさと夢に満ちた絵本です。
「あたたかいなにかをゆめみてる――荒井良二『ねこのゆめ』原画展」では、愛らしいさまざまなねこたちの姿にふれながら、荒井良二さんの色彩豊かな絵や表現の世界観を存分に味わうことができます。思わず「ふみふみ」とつぶやきたくなる、荒井さんの描くチャーミングで温かみのこもったねこたちを、ぜひお楽しみください。
あたたかいなにかをゆめみてる――荒井良二『ねこのゆめ』原画展
アーティストプロフィール
荒井良二(あらい・りょうじ)
《写真 志鎌康平》
絵本作家。1956年山形県生まれ。日本大学藝術学部美術学科卒。1999年に『なぞなぞのたび』でボローニャ国際児童文学図書展特別賞を受賞、2005 年には日本人として初めてアストリッド・リンドグレーン記念文学賞を受賞するなど、国内外で数々の絵本賞を受賞。さまざまなアート活動やワークショップを通じて多くの人を魅了する、日本を代表する絵本作家の一人。『きょうのぼくはどこまでだってはしれるよ』『ねむりひめ』(NHK出版)ほか著書多数。展覧会「new born いつも しらないところへ たびするきぶんだった」を各地で巡回中(次回は刈谷市美術館で2024年4月20日~6月16日にて開催予定)。
https://www.ryoji-arai.com/
書籍情報
【あらすじ】※NHK出版ウェブサイトより引用
大きな家に住んでいるねこのユメ。ユメはいつもゆめみてる。まだ出たことのない街の景色や出会う仲間たちを想像して。街ねこたちもそれぞれゆめみてる。行ったことのない道の先、海や空の向こうの世界をゆめみてる。あたたかいなにかの、あたたかいだれかの。そのむこうにはなにがある?
■定価:税込1,760円
■発売日:2023年06月26日
■判型:A4変型判
■ページ数:32ページ
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◎お問い合わせ:ブックスキューブリック箱崎店
TEL:092-645-0630
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