福岡・けやき通り & 箱崎の小さな本屋

Independent Small Bookstore in Fukuoka since 2001

ホーム > イベント&展覧会情報 > お知らせ・新着情報 > 2/22(木)「ひとりだと感じたときあなたは探していた言葉に出会う」 若松英輔さんトークイベント

2/22(木)「ひとりだと感じたときあなたは探していた言葉に出会う」 若松英輔さんトークイベント

 

 批評家・随筆家の若松英輔さんが、このたび、「ことば/言葉」をタイトルに掲げた詩集『ことばのきせき』とエッセイ集『ひとりだと感じたときあなたは探していた言葉に出会う』を刊行しました。2冊の刊行を記念して、若松さんによる講演を開催いたします。

 

 「探していた言葉は、外側にあるのではなく、実はもともと自分の中にある」と語る若松さん。それは、一体どういうことなのでしょうか。そのことをみなさんと考えたいと思います。

 

 本イベントでは、ぜひお集まりのみなさんから「ことば/言葉」にかんする質問をお寄せいただければと思います。若松さんが質問を受け止め、お答えします。

 

 若松さんが久々にブックスキューブリックへ登壇します。ぜひ足をお運びください。

 

 

若松英輔(わかまつ・えいすけ)さんプロフィール
1968年新潟県生まれ。批評家、随筆家。
2007年「越知保夫とその時代 求道の文学」にて第14回三田文学新人賞評論部門当選、2016年『叡知の詩学 小林秀雄と井筒俊彦』(慶應義塾大学出版会)にて第2回西脇順三郎学術賞受賞、2018年『詩集 見えない涙』(亜紀書房)にて第33回詩歌文学館賞詩部門受賞、『小林秀雄 美しい花』(文藝春秋)にて第16回角川財団学芸賞、2019年に第16回蓮如賞受賞。近著に、『霧の彼方 須賀敦子』(集英社)、『光であることば』(小学館)、『藍色の福音』(講談社)、『読み終わらない本』(KADOKAWA)などがある。

 

「ひとりだと感じたときあなたは探していた言葉に出会う」
若松英輔さんトークイベント

 

日 時:2024年2月22日(木)20時スタート(19時開場・通常よりスタートが1時間遅くなりますのでご注意ください)
会 場:カフェ&ギャラリー・キューブリック
   (福岡市東区箱崎1-5-14ブックスキューブリック箱崎店2F・
    JR箱崎駅西口から博多駅方面に徒歩1分)
出 演:若松英輔                   
参加費(要予約):税込3,000円(1ドリンク付)

※終演後「サイン会」を開催いたします。
※イベント参加費とサンドイッチ代金は当日受付にてお支払ください。
※ご予約後の無断キャンセルはご遠慮願います。

 

▼参加チケットのお申込みはこちら(税込3,000円・1ドリンク付)※定員に達しましたので、受付を終了いたしました。またのご利用をお待ちしております。

以下のいずれかのサイトからお申込みください。

 

①Googleフォーム

https://forms.gle/tr7RoNj3Tb7xpMhz9

 

②Peatix

http://ptix.at/AFr0D4

 

<サンドイッチのご予約承ります>

イベント会場では全粒粉サンドとたまごサンドをお召し上がりいただけます。事前予約制にてご注文を承りますので参加お申込みの際に合わせてご予約ください。

 

★全粒粉サンド(税込320円)
全粒粉ブレッドを使用したワンランク上のサンドイッチです。レタス・パストラミハム・チーズの組み合わせが抜群です。

 

 

★たまごサンド(税込270円)
キタノカオリ食パンを使い、自家製たまごサラダをたっぷりとサンド。スライスオリーブがアクセントです。

 

会場ではクラフトビール、ホットコーヒー、アイスコーヒー、りんごジュース、オレンジジュースなどもご用意しております。
フード・ドリンクでくつろぎながらイベントをお楽しみください。

 

◎書籍情報

 

『ひとりだと感じたときあなたは探していた言葉に出会う

価格:2,200円(税込)

発売日:2023年12月25日

判型:四六判変型

製本:仮フランス装

頁数:112頁

ISBN:978-4-7505-1824-4

Cコード:C0095

 

内容紹介

〈 迷い、悩み、疲れているあなたへ 〉

NHK「100分de名著」の人気指南役が贈る、目まぐるしい日々を生きるあなたに寄り添う言葉。

 

---------

 

〈 自分を支える言葉は、実は自分自身の中にすでにある 〉

生きていくうえで、何が大切なのか。どこを目指して進めば良いのか。
迷いのなかから再び立ち上がり、前を向いて歩き始めるために、「自分だけの一語」を探す心の旅の導きとなる一冊。

 

---------

 

年齢を重ねると自然に生活の幕は開く。勉強の期間を終え、仕事に従事するようになれば、生活との格闘はいやでも始まる。

だが、人生の扉が開く時期は人それぞれだ。早ければ早いほどよい、というのではない。ただ、どこかでその扉にはふれなくてはならない。
人は、自分の人生を生きない毎日を送り続けることはできないからである。

生活は水平的な方向のなかで広がりを求めて営まれるのに対して、人生は一点を掘り下げるようにして深まっていく。
生活のなかで人は、多くの言葉を知る。そうすることで会話も読書も執筆もできるようになる。

だが人生の一語は、そうした場所では出会わない。それはいつも切実な経験とともにある。
その言葉とは、広がりのなかではなく、深みにおいて遭遇する。

〈「人生の一語」より〉

 

---------

 

【目次】
■人生の一語
■自分を愛する
■人生の羅針盤
■かなしみの国
■願いと祈り
■ひとりの時間
■メモと「書く」
■沈黙を感じる
■言葉と食べ物
■生きがいとは何か
■見えない涙
■似て非なるもの
■眼のちから
■五つの眼
■黄金の言葉
■心の水
■時を取り戻す
■拙いものと切なるもの
■最期の言葉
■人生の土壌
■尊い姿
■よろこびの花
■いのちのコトバ
■いのちの使い方(一)
■いのちの使い方(二)
■見えない手
■言葉のひびき──あとがきに代えて 
■探していた言葉に出会うためのブックリスト

 

 

『詩集 ことばのきせき』

価格:2,200円(税込)

発売日:2023年12月25日

判型:四六判変型

製本:仮フランス装

頁数:112頁

ISBN:978-4-7505-1824-4

Cコード:C0095

 

内容紹介

 色んな人に
 あいさつをする
 会社でも道端でも
 手紙を書くときも

 相手と そっと
 つながりたいから
 丁寧に

 でも わたしは
 近ごろ
 自分に
 あいさつをしていない

 
  ──「あいさつ」

 

---------

 

〈 自分にそっと 優しく 声を掛けてください 〉

──ことばがこころを包む時がある。
かなしみと共に歩むための、詩という姿をまとった贈り物。
NHK「100分de名著」指南役としてお馴染みの批評家・詩人による第7詩集。

 

---------

 

【目次】
■言葉とことば
■あいさつ
■言えないことば
■常識
■現実
■言葉の壁
■ことばの抱擁
■二つの理由
■涙の石
■ことばの光
■旅することば
■高貴な人生
■ノヴァーリス
■愛しみを産む
■愛の秘義
■美神のおとずれ
■言葉を溶かす
■孤独の意味 I
■孤独の意味 II
■ある詩人への手紙
■亡き者のつぶやき
■天使
■啓示
■なぐさめ
■四十六億年の果て
■永遠の日
■痛み
■休日
■沈黙の声
■言葉を生きる
■火花
■ことばのありか
■光であることば
■時間の壁
■ことばの翼
■奇蹟のことば

■あとがき

 

 

◎お問い合わせ:ブックスキューブリック箱崎店
TEL:092-645-0630
Mail:hakozaki@bookskubrick.jp