福岡・けやき通り & 箱崎の小さな本屋

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2/28(火)- 3/12(日)いわいあや写真展 夢のあと ―『食べたものはわたしになる』写真集より― を開催します

福岡県出身、東京都在住の写真家 いわいあやさんの写真展をブックスキューブリック箱崎店2Fギャラリーにて開催いたします。

二度と出会うことのない「永遠の今」をとらえた繊細な光の数々です。ぜひ間近でご高覧ください。

また、3/7(火)19時より、いわいさんをお迎えしたトークイベントと太陽バンド&とんちピクルスによるライブも開催決定!詳細は下記をご覧ください。皆様のご参加をお待ちしております。

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食べたものは

わたしになる

ものすごい速さで

わたしをつくる

わたしをこわしながら

『食べたものはわたしになる』という写真集の1ページ目に入れたこの言葉は、福岡伸一さんの『動的平衡』に影響を受けて書いたものです。

本屋では思いもよらない偶然のような必然の本との出会いがあります。

わたしが写真集を作るときに必要になった本は、キューブリックさんがなければ出会えませんでした。

今回の写真展のテーマ、「夢のあと」は、太陽バンドの曲のタイトルからとっています。

この曲も写真集を作るときにとても支えになりました。

「そろそろ時間がきたよ いかなくちゃいけないよ そろそろ時間がきたよ お別れの言葉 バイバイ」

この歌詞が大好きなのですが、写真を撮るとき、いつも、撮っているものからそっと言われている気がしています。

人から人、風景から風景へと出会い、いろんなものを撮りましたが、それは2度とたちあらわれません。

石巻の土からつくしが出て、知人宅の庭では実がなり、盲目のおじいさんは「生かされている」と言い、森の中では鹿が花を食い尽くし、彫刻家の畑では摘花された横で花が咲き誇っていました。

どれもわたしの暮らしの中にはないものですが、撮ると出会うことができます。

そんな出会いの中に、一つとして同じものはありません。まさに一回性のものであり、永遠に変わらないもの、「永遠の今」というものなのだと思っています。

この、「永遠の今」という言葉を知ったのも、キューブリックさんで手にした本からでした。

わたしにとって、ここにある写真たち「永遠の今」は、まさにお別れを言う「夢のあと」のようなものです。

見てくださった方々にも、「夢のあと」が残りますように。

いわいあや

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いわいあや写真展 夢のあと                               ―『食べたものはわたしになる』写真集より―

〔会 期〕2023年2月28日(火)~ 2023年3月12日(日)
 
〔時 間〕平日 11:00~17:00
     土日祝11:00~18:00
     月曜定休 *入場無料
 
〔会 場〕カフェ&ギャラリー・キューブリック
     福岡市東区箱崎1-5-14ブックスキューブリック箱崎店2F
     (JR箱崎駅西口から博多駅方面に徒歩1分)
 

いわいあやトーク&太陽バンド・とんちピクルスライブ

 「夢のあと」をテーマにしたブックトークと、テーマのヒントとなったミュージシャンによるスペシャルライブです。

日 時:2023年3月7日(火)19時スタート(18時30分開場)
会 場:カフェ&ギャラリー・キューブリック
   (福岡市東区箱崎1-5-14ブックスキューブリック箱崎店2F・
    JR箱崎駅西口から博多駅方面に徒歩1分)
出 演:いわいあや(写真家)、大井実(ブックスキューブリック店主)
    太陽バンド、とんちピクルス                             

参加費(要予約):税込3,000円(要1ドリンクオーダー)

         *中学生以下 ドリンク代のみ

※参加費は当日受付にてお支払いをお願いします。
※ご予約後の無断キャンセルはご遠慮願います。

▼参加ご予約はこちら(税込3,000円・要1ドリンクオーダー)

①Googleフォーム
 https://forms.gle/E8GmiYeYTtgwLEPj9

 

◎お問い合わせ:ブックスキューブリック箱崎店
TEL:092-645-0630
Mail hakozaki@bookskubrick.jp

<新型コロナウイルスの感染拡大防止対策について>
*必ずマスク着用でお越しください。
*入口にアルコールスプレーをご用意いたしますので手指の消毒をお願いします。
*席の間隔を確保するため、定員を減らしております。
以上、ご協力をお願いいたします。

出演者プロフィール

●いわいあや
1982年生まれ。福岡県出身、東京都在住。 中央大学文学部史学科卒業。 会社員を経て、パオラスタジオ勤務後、小林康仁氏に師事。 2014年からフリーランスに。雑誌、広告、 映像制作を中心に活動中。
おもに、身のまわりの人やものを撮影。
2004年 中央大学文学部史学科卒業
    パオラスタジオ勤務後、小林康仁氏に師事
2012年 第61回朝日広告賞小型広告賞受賞
2014年 独立
http://iwai-aya.squarespace.com/

●太陽バンド
NY生まれ、広島育ち、東京在住の畑俊行によるソロユニット。ギ ター片手に激しく優しく熱く楽しく弾き語る。鍵盤+ギターのデュ オ・IL TRENOや、4人組バンド・スカンク兄弟のメンバーでもある。 野球よりサッカー、ストライプより水玉、蕎麦より饂飩が好き。www.taiyo-band.com

●とんちピクルス
福岡在住の松浦浩司によるソロユニット。ウクレレの弾き語り、自 作のカラオケを使ったラップなどさまざまなスタイルで人生のわび 、さびを歌い上げる。ウクレレとiPodを携え各地を旅しながら 人間の本質にせまる詩人でもありエンターテイナーである。その楽 曲は多くのミュージシャンにカバーされている。コロナ禍を機に自宅配信を始める。https://blog.goo.ne.jp/tonchipickles

撮影:いわいあや