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3/28 三遊亭金朝落語会を開催します。

 ブックスキューブリック初の落語会として、東京より三遊亭金朝師匠をお迎えした独演会を3月28日(土)に箱崎店で開催します。
 2013年に99年振りに三遊亭金朝を復活させ四代目を襲名し、真打昇進。寄席定席や早稲田、高田馬場を中心とした都内各所、出身地成田での落語会開催など積極的に活動をされています。
 福岡では数少ない、間近に生の落語を堪能できる貴重な機会ですので、ふるってご参加ください。

 

【演目】 松竹梅、長屋の花見、淀五郎

【三遊亭金朝(さんゆうてい きんちょう) プロフィール】
一般社団法人落語協会所属
1998年 三遊亭金馬一門下、三遊亭小金馬に入門、前座名 金兵衛となる。
2001年 二ツ目に昇進。
2013年 三遊亭金朝を99年振りに復活、四代目を襲名し、真打昇進。

・出身地 千葉県成田市
・出囃子 猩々くずし(しょうじょうくずし)

・メディア出演 日本テレビ『笑点』、千葉テレビ『熱血BO-SO TV』 ~熱血 居酒屋紀行編~、TBSラジオ『千葉ドリーム!もぎたてラジオ』など
・出版物  「三師匠 落語訪ねて江戸散歩」 飯田達哉氏著/舵社刊
・芸事 【笛】朝日名人会にて演奏中  高座舞、義太夫の稽古、雑俳  
・落語協会HP http://rakugo-kyokai.jp/variety-entertainer/member_detail.php?uid=189
・三遊亭金朝HP https://4kincho.wixsite.com/rakugo

写真:前田堅吾

三遊亭金朝 落語会

〔日 時〕 2020年3月28日(土)19:00開演(18:30開場)
〔会 場〕 カフェ&ギャラリー・キューブリック(福岡市東区箱崎1-5-14・ブックスキューブリック箱崎店2F・JR箱崎駅西口より博多駅方面に徒歩2分) https://bookskubrick.jp/cafe-gallery
〔出 演〕 三遊亭金朝
〔木戸銭〕 2500円(1ドリンク付・要予約)
※会場へは建物右手の外階段からお上がりください。
※終演後に懇親会を予定していましたが、新型コロナウィルスの感染拡大を鑑み中止させていただきます(サイン会は予定通り開催いたします)。

■予約先:
①専用申し込みフォームでお申し込み
▼下記の専用申し込みフォームからお申し込みください。
https://forms.gle/kfikpq7WfzrqXGuv6
②peatixというサービスからも簡単に予約が可能です。
▼下記の「チケットを申込む」ボタンからお申込ください。
こちらからどうぞ。
*参加費は当日受付でお支払いください。
*ご予約後の無断キャンセルはご遠慮願います。

*新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐため、ご参加いただくお客様には以下の点にご協力をお願いいたします。
・キャンセルもお受けいたしますので、体調の優れない方はご無理をせずご連絡ください。
・会場入口にアルコールスプレーとのど飴をご用意いたしますので、ご活用ください。
・換気のため、途中5分間の休憩を取ります。

 

■お問合せ:ブックスキューブリック箱崎店
TEL092-645-0630 hakozaki@bookskubrick.jp

【解説】渡邉寧久氏(落語ファン倶楽部別冊 東西全落語家一門名鑑 百夜書房刊より一部抜粋) 

 真打昇進披露目の初日、金朝は、落語『薮入り』をかけた。
大師匠四代目金馬が三代目から受け継いだ噺。そこに金馬一門の一角を担うんだという、静かだが強い意志を感じた。大円朝の直系の名跡をついだ金朝は、筋が通っている。
 売れることを目的にはき違えて奇をてらうことはなく、淡々としゃべる。自分のやりたいことを貫いている姿勢は、まさに本寸法で行くんだという生き様の宣言他ならない。
 『中村仲蔵』や『富士詣り』、『薮入り』、『御神酒徳利』などは柄に合っているし、『文七元結』などの人情噺なども手の内に入れている。特に『中村仲蔵』は、二ツ目になったころに、遊びに迷っていた時期から抜け出し(仲蔵の筋とは違います)芸にがっぷり四つで取り組むようになった自身の姿が透けて見え、秀逸の持ちネタになっている。寄席だろうが、ホール落語だろうが、堂々の披露で客をうならせることができる噺。太鼓判を押す。いずれ必ず売れる。
 そして金朝が売れたときこそが、落語ブームを聴き抜けた本当の落語聴きが育ったときだと考える。