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6/18(水)~6/29(日)『脇阪克二のアイデア箱』刊行記念パネル展を開催します。

 

 テキスタイルデザイナー、脇阪克二さんのパネル展を、ブックスキューブリック箱崎店2Fのカフェ&ギャラリースペースで開催いたします。本展は『脇阪克二のアイデア箱』(小学館クリエイティブ)の刊行を記念した作品展です。

 

 マリメッコ時代の作品(華やかなテキスタイルや絵画)、陶芸作品、一日一信の絵はがき、京都での作品、ご自宅写真などを、脇阪さんの言葉と共に展示いたします。

 

 色彩豊かな"アイデア箱"の世界をぜひお楽しみください。

 

(以下、版元による書籍紹介文です。)

 

80歳テキスタイルデザイナー、作品と生き方

 

日々の暮らしとリズムを大切にしながら京都で創作を続ける、80歳のテキスタイルデザイナーがいます。
1968年にフィンランドへ渡り、日本人初のマリメッコ・デザイナーとして活躍した、脇阪克二です。

 

脇阪さんは言います。
「毎日のくり返しのリズムが心地よければ、人生もまた、心地よいものになる」

 

場所、時代、家族。
色々変われど、脇阪さんの視線の先にはいつも「暮らし」があり、日本人は暮らしの中に美を見つけるのが上手だと言います。

 

シャツや鉛筆、椅子や花をやさしい線で描く脇阪さんは、一体どんな人なのでしょうか。

 

本書は、約50年前のマリメッコ作品や絵、陶芸、現在のSOU・SOUのテキスタイル等の作品がふんだんに収録された画文集。
近年はジブリやハローキティとのコラボレーション等、新たな挑戦もしていますが、暮らしのリズムを大切に、ワクワクする気持ちで作り続けています。

 

フィンランド、ニューヨークを経て60歳を過ぎて京都へ戻るまで、一つのことを長く続けてきた彼が、何を見てどう動き、何を大切にしてきたのか。80歳の今、何を思うのか。

 

脇阪さんによる言葉の数々は、生き方のヒントにあふれています。そして、日本人の美しさに気づかせてくれるでしょう。

 


 

「脇阪克二のアイデア箱」パネル展

会 期:2025年6月18日(水)~ 2025年6月29日(日)

時 間:水〜金 11:00~16:30
    土日祝 10:30~17:30
     *月・火定休
     *入場無料

会 場:カフェ&ギャラリー・キューブリック
    福岡市東区箱崎1-5-14ブックスキューブリック箱崎店2F
    (JR箱崎駅西口から博多駅方面に徒歩1分)

 


 

【作家プロフィール】
脇阪 克二 (わきさか・かつじ)

1944年京都西陣に生まれる。
京都市立日吉ケ丘高校美術工芸課程図案科卒業後、伊藤忠商事繊維意匠課にアシスタントデザイナーとして勤務。
1968年フィンランドに渡り、マリメッコ社初の日本人テキスタイルデザイナーに就任。
1976年渡米、ジャック・レノア・ラーセン社にデザイナーとして入社。
同時に、ワコールインテリアファブリックにフリーのデザイナーとして関わる。
1986年帰国後は、デザインの仕事を休み、アーティストとして陶器、絵、木工、布などを個展にて発表。
2000年以降は、再びテキスタイルデザインの仕事に復帰し、マリメッコ社、SOU・SOUより新しいテキスタイルコレクションを発表したり、福音館書店より絵本『ぶーぶーぶー』などを出版するなど精力的に活動している。

 


 

◎お問い合わせ:ブックスキューブリック箱崎店
TEL:092-645-0630
Mail hakozaki@bookskubrick.jp