【終了】7/9(日)書籍版「赤崎水曜日郵便局」トークショー
海の上の学び舎として知られた熊本県南部の津奈木町にある赤崎小学校。閉校後の2013年6月から2016年3月まで、ここはつなぎ美術館が主催するアートプロジェクト「赤崎水曜日郵便局」の舞台となりました。「自分の水曜日の出来事」を手紙に書いて送ると、「誰かの水曜日の出来事」が届くというちょっと不思議な“郵便局”には、閉局までの2年9か月間に9千通を超える人々の日常が寄せられました。
“刹那的な信頼関係”によって結ばれる、手紙を通じた一期一会は私たちに何をもたらしたのでしょうか。全国的に話題となり多くのメディアで取り上げられた「赤崎水曜日郵便局」の仕掛け人である楠本智郎さんと遠山昇司さんが、振り返って語ります。
書籍版「赤崎水曜日郵便局」トークショー
ー赤崎水曜日郵便局に届いた手紙とその先について語るー
日時:2017年7月9日(日)19:00スタート(18:30開場)
会場:カフェ&ギャラリー・キューブリック
(ブックスキューブリック箱崎店2F・福岡市東区箱崎1-5-14
JR箱崎駅西口から博多駅方面に徒歩1分)
出演:楠本智郎(つなぎ美術館学芸員)
遠山昇司(映画監督)
参加費:1500円(ドリンク代・要予約)
*終演後に懇親会有(1ドリンクとカフェキューブリックのキーマカレー付・参加費1000円・要予約)
予約先:①メールでお申し込み
hakozaki@bookskubrick.jpまで、件名を「7/9赤崎水曜日郵便局トーク予約」として
[1.お名前、2.参加人数、3.ご連絡先電話番号 4.懇親会参加有無]
をご記入の上お申込みください。
当店からの予約確認メールをもってお申し込み完了といたします。
※返信がない場合はお電話にてお問合せください。
②peatixというサービスからも簡単に予約が可能です。
こちらの「チケットを申込む」ボタンからお申込ください。
参加費は当日受付でお支払いくださいますようお願いいたします。
『赤崎水曜日郵便局 見知らぬ誰かとの片道書簡』楠本智郎/編著
KADOKAWA 1200円+税
赤崎水曜日郵便局は、熊本県南部の小さな町の海辺にある廃校になった小学校を利用したアートプロジェクトとして開局しました。ここへ、自分の水曜日の物語を送ると、知らない誰かの水曜日が届きます。“刹那的な信頼関係”によって結ばれる、手紙を通じた一期一会。そんなちょっと不思議な“片道書簡”を1冊の本に編みました。
■赤崎水曜日郵便局 公式HP
http://www.akasaki-wed-post.jp/
プロデューサー・赤崎水曜日郵便局管理人
楠本智郎(くすもと・ともお) つなぎ美術館学芸員
1966年福岡市生まれ。大阪芸術大学芸術学部芸術計画学科卒業。鹿児島大学大学院人文科学研究科修士課程修了。タイの国立大学常勤講師等を経て2001年から現職。社会教育事業としてのアートプロジェクトを考案し、アーティストと住民が年間を通じて地域資源を活用しながら表現活動に取り組む、住民参画型アートプロジェクトを2008年から実施している。同プロジェクトの一環である赤崎水曜日郵便局では、プロデューサーとしてプロジェクトの企画・構成・運営を統括した。近年は地域密着型アートプロジェクトの功罪を踏まえたうえで、複数のプロジェクトを運営しながら過疎地域における公立美術館の可能性を探っている。津奈木町が直営するつなぎ美術館唯一の学芸員。近著に『赤崎水曜日郵便局』(KADOKAWA)がある。VOCA展2017推薦委員(上野の森美術館)、香梅アートアワード選考委員(株式会社お菓子の香梅)。つなぎ美術館として、平成25年度地域創造大賞(総務大臣賞)、平成26年度熊本県知事表彰地域づくり夢チャレンジ大賞、2014年度グッドデザイン賞を受賞。
ディレクター・赤崎水曜日郵便局長
遠山昇司(とおやま・しょうじ) 映画監督・プロデューサー
1984年熊本生まれ。法政大学国際文化学部卒業。ボストン大学留学。早稲田大学大学院国際情報通信研究科修士課程修了。2009年、ドキュメンタリー映画『グレーのバリエーション』を劇場公開。2012年、初の長編フィクション映画『NOT LONG, AT NIGHT -夜はながくない- 』が第25回東京国際映画祭<日本映画・ある視点部門>に正式出品され、高い評価を得る。2016年、長編映画『マジックユートピア』(共同監督:丹修一)が第15回アンカレッジ国際映画祭、第49回ヒューストン国際映画祭にて審査員特別賞を受賞。最新作短編映画『冬の蝶』 は若手監督の登竜門として知られている第33回テヘラン国際短編映画 祭にてグランプリを受賞するなど海外でも高い評価を得ている。2017年7月14日、15日、16日には、3日間限定で大洋メディアホール(博多)にて上映される。精力的に映画制作を行いながら、舞台作品・エキシビション・アートプロジェクトなどの企画・プロデュースを手がけながら現在に至る。赤崎水曜日郵便局では、ディレクター・局長としてシステムを五十嵐靖晃と共に発案し、クリエーションに関する総合的なディレクションを行った。