【再開催のお知らせ】追悼トークイベント「後輩直木賞作家・澤田瞳子さんが語る葉室麟さんとその作品」を開催します。
澤田瞳子さん写真提供:©️文藝春秋
【再開催のお知らせ】
この度、新型コロナウイルスの感染拡大の状況を踏まえ延期となっていた澤田瞳子さんのトークイベントを、2022年11月23日(水・祝)に再開催する運びとなりました。心待ちにされていた皆様には、大変長らくお待たせしてしまい、深くお詫び申し上げます。
2017年12月に亡くなられた直木賞作家の葉室麟さんをしのび、『星落ちて、なお』で直木賞を受賞された作家澤田瞳子さんをお招きして、箱崎店2Fでトークイベントを開催します。
葉室さんの『蜩ノ記』の主人公は、「10年」という限られた命に向き合い、静かな覚悟を秘めながら歴史をつづりました。この作品が2012年1月に直木賞を受賞してから、10年になりました。
昨年12月には、葉室さんが亡くなってから4年となるのに合わせ、未発表作品『約束』が刊行されました。明治維新を舞台に、『大獄 西郷青嵐賦』『天翔ける』『蝶のゆくへ』といった作品にも連なる葉室さんの歴史観が描かれています。今年6月に刊行されたエッセー集『読書の森で寝転んで』には、『大獄』第2部となる絶筆「我に一片の心あり」が収められています。
トークでは、こうした作品を中心に葉室さんが歴史・時代小説を通じて現代に問いかけようとしたことを、葉室さんと親しくされていた澤田さんに読み解いていただきます。
澤田瞳子(さわだ・とうこ)
1977年京都府生まれ。同志社大学文学部文化史学専攻卒業、同大学院博士前期課程修了。2011年、デビュー作『孤鷹の天』で中山義秀賞を受賞。2013年『満つる月の如し 仏師・定朝』で本屋が選ぶ時代小説大賞2012と新田次郎賞、2016年『若冲』で親鸞賞、2020年『駆け入りの寺』で舟橋聖一賞。2021年『星落ちて、なお』で直木賞を受賞。
葉室麟(はむろ・りん) 1951年、北九州市小倉生まれ。西南学院大学卒業後、地方紙記者などを経て、歴史文学賞を受賞した『乾山晩愁』で2005年に作家デビュー。2012年に『蜩ノ記』で直木賞を、2016年に『鬼神の如く 黒田叛臣伝』で司馬遼太郎賞を受賞。2017年12月に亡くなるまでの12年間で60冊を超える小説やエッセー集を執筆した。
追悼トークイベント
「後輩直木賞作家・澤田瞳子さんが語る葉室麟さんとその作品」
(福岡市東区箱崎1-5-14ブックスキューブリック箱崎店2F
・JR箱崎駅西口から博多駅方面に徒歩1分)
出演:澤田瞳子
主催:「葉室麟作品を語る」実行委員会
共催:ブックスキューブリック、西南学院大学ことばの力養成講座
参加費(要予約):
◎ オンライン配信:税込1,000円
※参加費は当日受付にてお支払いをお願いします。
(事前に店舗で書籍を受け取る場合は、その際にお支払いをお願いします。)
※ご予約後の無断キャンセルはご遠慮願います。
※終演後「サイン会」を開催いたします(当店でお買い上げの本以外の持ち込みはご遠慮ください)。
<新型コロナウイルスの感染拡大防止対策について>
*必ずマスク着用でお越しください。
*入口にアルコールスプレーをご用意いたしますので手指の消毒をお願いします。
*席の間隔を確保するため、定員を減らしております。
以上、ご協力をお願いいたします。
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◎お問い合わせ:ブックスキューブリック箱崎店
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