福岡・けやき通り & 箱崎の小さな本屋

Independent Small Bookstore in Fukuoka since 2001

ホーム > イベント&展覧会情報 > お知らせ・新着情報 > 9/12(火)~10/1(日)コーダ・ヨーコ『どうぶつたちもこわかった』原画展を開催します。

9/12(火)~10/1(日)コーダ・ヨーコ『どうぶつたちもこわかった』原画展を開催します。

 熊本出身・在住のイラストレーター、コーダ・ヨーコさんによる絵本『どうぶつたちもこわかった』の原画展を、ブックスキューブリック箱崎店2Fで開催します。
 コーダさんは、熊本のアトリエ“art channel”を拠点に活動され、熊本市動植物園の解説パネルのイラスト・デザインを手がけたことで熊本市民に広く知られています。
 絵本『どうぶつたちもこわかった』は、2016年に発生した熊本地震の様子と復興までの道のりを、熊本市動植物園の動物たちや職員の方々の視点から描いた、ノンフィクションの物語です。
 コーダさんは閉園後の動物園に何度も足を運び、動物の様子を観察するだけでなく、職員の方々へのインタビューや震災当時の手記なども目にしながら本作を制作されたそうです。
 今年で熊本地震から7年。本作を読むと、震災で私たち人間が辛く怖い思いを経験したように、動物たちもまたこわくて眠れない夜があったのだと気づかされます。
 9月12日(火)と10月1日(日)には、コーダさんが在廊される予定で、コーダさんの想いや体験を直接お聞きできる貴重な機会となっています。
 たくさんのご来場をお待ちしております。

(以下、コーダ・ヨーコさんからお寄せいただいたコメントです)

熊本地震以降、深い交流を持つことになった熊本市動植物園。
飼育員さんや獣医さん達に、地震当時のお話を伺って描いた
ノンフィクションの物語「どうぶつたちもこわかった」は、
当時、余震が続く中、どうぶつたちのためにご尽力された、
スタッフの方々に感謝と敬意を込めてつくった絵本です。
原画だからこそ、伝わる思いもあるかと思いますので、
ぜひ、会期中に足をお運びください。
初日と最終日は在廊いたします。
どうぶつたちのこと、動物園のこと、地震のこと、
わたしの言葉で、お話しできたらと思います。
みなさまにお会いできることを楽しみにしています。

 

コーダ・ヨーコ『どうぶつたちもこわかった』原画展

〔会 期〕2023年9月12日(火)~ 2023年10月1日(日)
 
〔時 間〕平日 11:00~17:00
     土日祝11:00~18:00
     *入場無料
 
〔会 場〕カフェ&ギャラリー・キューブリック
     福岡市東区箱崎1-5-14ブックスキューブリック箱崎店2F
     (JR箱崎駅西口から博多駅方面に徒歩1分)

プロフィール

コーダ・ヨーコ

熊本在住イラストレーター。
熊本市動植物園の解説案内板のイラスト担当。
これまでに113種類のどうぶつを描いた。
野鳥・植物・昆虫・苔観察が趣味。
苦手なものはペットショップ。
保護犬猫を引き取り養う生活を続け
昨年、最後の1頭が介護の末、天国へ。
入れ替わるように家に迷い込んできた
猫「たすき」と旦那と3人暮らし。
誕生日はジュリーと同じ。
HP:http://www.artchannel.jp

書籍情報

『どうぶつたちもこわかった』
絵と文:コーダ・ヨーコ
22.5cm × 19.8cm 全32ページ フルカラー
定価:1320円(税込)
Shopifyで購入する
Yahooショッピングで購入する