写真集「炭鉱〈ヤマ〉新版」発売記念 本橋成一写真展を開催します。
東京大空襲を5歳でくぐりぬけ、筑豊の炭鉱を原点として写真家人生をスタートさせた本橋成一さん。そのデビュー作である写真集「炭鉱〈ヤマ〉」が約50年ぶりに地元出版社である海鳥社によって新装再版されることを記念した写真展を箱崎店2Fのギャラリーで開催します。 写真集の再編にあたり、本橋氏の師である炭鉱の記録文学者・上野英信さんを父に持ち、独自の視点でその仕事と人の輪を今に繋げる古書店主・上野 朱さんが全面協力、寄稿されていることもあり、両人をゲストにお招きしたトークイベントも2月15日に開催いたします。 あらためて、多くの写真に撮られた筑豊の今昔、そこに映し出されたもの、込められた想いを探る機会とします。 ふるってご参加ください。 写真集「炭鉱〈ヤマ〉新版」発売記念 本橋成一写真展 会 期:2015年2月10日(火)~3月8日(日) 11:30~19:00(2/16(月)は定休日のため休み) 会 場:カフェ&ギャラリー・キューブリック(ブックスキューブリック箱崎店2F・ 福岡市東区箱崎1-5-14 JR箱崎駅西口から博多駅方面に徒歩1分) *2/10~2/22と2/23~3/8で展示内容が変わります。 写真家・本橋成一 古書店主・上野 朱と探る 「写真筑豊」よもヤマトーク 日 時:2015年2月15日(日) 16:00スタート(15:30開場) 会 場:カフェ&ギャラリー・キューブリック 出 演:本橋成一、上野 朱 聞き手:青木美香(共同ポケット) 共 催:チクホウフォーカス 入場料:1500円(ワンドリンク・筑豊銘菓付・要予約) ご予約・お問合せ:ブックスキューブリック箱崎店 TEL.092-645-0630 メール hakozaki@bookskubrick.jp *終演後懇親会有(参加費 2000 円・当日会場でも受付けますがなるべくご予約ください。) *イベントのお申込みは、メール・お電話でお願いいたします。[1.お名前、2.参加人数、3.ご連絡先電話番号、4.懇親会参加有無]をお伝えください。 本橋 成一(モトハシ セイイチ)プロフィール 東京生まれ。1968年「炭鉱〈ヤマ〉」で第5回太陽賞受賞。1995年 写真集「無限抱擁」で日本写真協会賞年度賞、写真の会賞を受賞。1998年 「ナージャの村」で第17回土門拳賞受賞。同名の初監督ドキュメンタリー映画作品は文化庁優秀映画作品賞を受賞したのを始め、海外でも高い評価を受ける。2002年映画2作目の「アレクセイと泉」で第52回ベルリン国際映画祭ベルリナー新聞賞及び国際シネクラブ賞ほか受賞。2013年写真集「屠場〈とば〉」「上野駅の幕間(新装改訂版)」で日本写真協会賞年度賞を受賞。 主な写真集に「サーカスの時間」(河出書房新社)、「上野駅の幕間」(平凡社)「無限抱擁」(リトル・モア)、「ナージャの村」(冬青社)、「アレクセイと泉」(小学館)、「バオバブの記憶」(平凡社)、「昭和藝能東西」(オフィスエム)、「屠場〈とば〉」(平凡社)などがある。 *詳細情報(ポレポレタイムス社) → http://polepoletimes.jp/times/ 共催:チクホウフォーカスとは? 筑豊発のユニット「共同ポケット」が、映画、音楽、絵画、写真、食、建築...炭鉱があったからこそ根付いた故郷の多彩な文化に光を当てるプロジェクト。昨年9月には初のイベント「青春の門 筑豊篇」の上映会とトークイベント、資料展を二日間にわたって福岡市で開催。ただ昔を懐かしむのではなく、日本の近代化を支えた「炭鉱」とは何だったのか、その労働の歴史を経て今があることを、その時代を知らない昭和後期以降の世代に関心を広げ、未来に繋げていくための活動。 ディレクター 山本剛司 プランナー 青木美香 メール bluetreeplan2013@gmail.com facebookページ チクホウフォーカス 公式ブログ http://blogs.yahoo.co.jp/chikuhoufocus