【延期】小川仁志教授と考える市民のための哲学実践講座 Vol.1 「孤独を生き抜く哲学」
*イベント延期のお知らせ*
この度の新型コロナウイルス感染拡大防止に伴う福岡県知事からの外出
楽しみにされていた皆様には大変心苦しい決断ではございますが、
市役所職員から哲学者に転身したという異色の経歴の持ち主で、一般向けの哲学書なども多く著している山口大学教授の小川仁志さん。最近では、NHK・Eテレ「世界の哲学者に人生相談」などテレビ番組への出演も多く、一般の方に哲学を伝える伝道師として広く知られています。その小川教授とともに、日常生活と哲学の関わりを学ぶ連続講座を4月25日に箱崎店で開催します。
大学卒業後、一流商社に就職したものの、20代後半にはひきこもり生活を送っていた小川教授。しかしその後の哲学との出逢いによって人生が大きく変わったといいます。
「哲学は、決して知識の暗記でも、難解なものでもなく、自分の頭で考えることによって、思い込みや常識を乗り越えるための方法」という同氏。
新型コロナウイルス騒動に象徴される混沌とした先の見えづらい現代では、旧来通りのやり方を踏襲し、大きな力に従っていくだけでは幸せになれないことは多くの人々が感じているようです。そのような意味で、「哲学は、人生だけでなく、勉強やビジネスにとっても最高に有益なツールとなりうる」と語る同氏とともに哲学を学ぶことは、極めて現代的な意味を持つ貴重な機会です。未曽有
第1回目となる今回は、この4月に発売になる新刊『孤独を生き抜く哲学』(河出書房新社)に関するお話を中心に、参加者との対話も交えた会とする予定です。「さあ、あなたの人生に哲学を!」と呼びかける小川教授とともに哲学的思考を体感してみませんか。
小川仁志教授と考える市民のための哲学実践講座 Vol.1
「孤独を生き抜く哲学」
〔日 時〕 2020年4月25日(土)19:00開演( 18:30開場)
〔会 場〕 カフェキューブリック(福岡市東区箱崎1-5-14・ブックスキューブリック箱崎店2F・JR箱崎駅西口より博多駅方面に徒歩2分) https://bookskubrick.jp/cafe-gallery
〔参加費〕 2000円(1ドリンク付・要予約)
※会場へは建物右手の外階段からお上がりください。
※終演後にサイン会、懇親会(参加費1500円・軽食と1ドリンク付・要予約)あり
〔予約先〕
①専用申し込みフォームでお申し込み
▼下記の専用申し込みフォームからお申し込みください。
https://forms.gle/VQ1R4aCc48Q9f5Dg6
②peatixというサービスからも簡単に予約が可能です。
▼下記の「チケットを申込む」ボタンからお申込ください。
https://peatix.com/event/1450996/view
*参加費は当日受付でお支払いください。
*新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐため、ご参加いただくお客様には以下の点にご協力をお願いいたします。
・キャンセルもお受けしますので、体調の優れない方は無理をなさらずご連絡ください。
・会場入口にアルコールスプレーとのど飴をご用意いたしますので、ご活用ください。
・換気のため、途中5分間の休憩を取ります。
小川仁志(おがわひとし)さんプロフィール
1970年、京都府生まれ。哲学者・山口大学国際総合科学部教授。京都大学法学部卒、名古屋市立大学大学院博士後期課程修了。博士(人間文化)。
商社マン(伊藤忠商事)、フリーター、公務員(名古屋市役所)を経た異色の経歴。徳山工業高等専門学校准教授、米プリンストン大学客員研究員等を経て現職。
大学で新しいグローバル教育を牽引する傍ら、「哲学カフェ」を主宰するなど、市民のための哲学を実践している。また、テレビをはじめ各種メディアにて哲学の普及にも努めている。NHK・Eテレ「世界の哲学者に人生相談」には指南役として出演。最近はビジネス向けの哲学研修も多く手がけている。専門は公共哲学。
著書も多く、ベストセラーとなった『7日間で突然頭がよくなる本』や『ビジネスエリートのための!リベラルアーツ哲学』、『人生100年時代の覚悟の決め方』をはじめ、これまでに約100冊を出版している。
小川仁志さんホームページ → http://www.philosopher-ogawa.com/
『孤独を生き抜く哲学』
河出書房新社 2020.04.14発売予定
ISBN:978-4-309-24957-5
さみしさを抱える現代人へ。一流商社を退職後、ひきこもり生活を送った経験を持つ哲学者が、自分を救ってくれた「哲学」から、本当の孤独と何か、そしてどう向き合うについて伝授する。
概要:少子高齢化、結婚観や家族観の変化、テクノロジーの進化、そして人生100年時代という社会的背景のもと、今私たちは孤独の時代を迎えている。そうした否応なく一人になってしまう時代の中で、寂しさに苛まれる日々を送るのでもなく、またかりそめのつながりを求めては虚しくなるというのでもないもう一つの生き方があるはずだ。本書では、改めて孤独という概念を哲学することで、そんな新しい生き方について提案している。それこそが「ポジティブな孤独」にほかならない。人はポジティブな孤独を手に入れたときはじめて、本当の自分に出逢い、本当の幸福を知るのである。
目次:
第1章 私たちは孤独の中に生きている
第2章 哲学から孤独を考える
第3章 孤独はなぜいいのか?(7つの効用)
第4章 孤独の達人に学ぶ
第5章 ポジティブな孤独のレッスン(7つのステップ)