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「店主の顔が書棚から感じられる」
「季刊 博多独楽」 2002年春号
小さいけれど街の匂いを感じられる個性的な書店
「店主の顔が書棚から感じられる」
けやき通りに面する15坪程度の小さな書店「ブックスキューブリック」。選書(仕入れ)の95%は店主の大井実さん自らが行う。「活字の明るい面を大事にしています。人の心理の危機感をあおるような書籍よりも、生活を楽しくするような本を置くようにしています」と話す。また、東京の小さな出版社が発行しているような、レアな書籍や雑誌が入り口近くの平積みコーナーに置いてあり、選書センスは特筆できる。
店主の大井さんが面白い話をしてくれた。「本には魂が宿っているように思えます。書棚の隅の売れない本があると“お前、売れないなー、がんばれ”と想うんですけど、その後不思議と売れたりするんですよ」