篠田正浩監督の講演会を開催します。2.2(土) at ベニール・カフェ
昨年に引き続き、映画監督の篠田正浩さんをお招きして2月2日にベニールカフェで講演会を開催することになりました。前回は「乾いた花」「心中天綱島」について創造的なお話を語っていただきました。今回は篠田さんが語る武満徹の世界、「はなれ瞽女おりん」について興味深い話を語っていただきます。貴重な機会ですので、是非ご参加ください。チケット取り扱いしております。(けやき通り店のみ)
篠田正浩講演会「武満徹の映画音楽」その2
日時:2013年2月2日(土)19:00(開場18:00)
会場:ベニール・カフェ(福岡市中央区警固2-18-13オークビル2F ℡092-714-7179)
入場料:前売り3500円・当日4000円(ドリンク付き)定員40名
主催・共催:「武満徹の小宇宙」企画の会 / ブックス キューブリック
協賛:けやき通り音楽祭実行委員会、モリタギャラリー
【問合せ】ブックスキューブリック(けやき通り店)℡092-711-1180
「武満徹の小宇宙」企画の会 ℡080-2695-2815
【チケット取扱い】
ブックスキューブリック(けやき通り店)℡092-711-1180
ベニール・カフェ ℡092-714-7179
篠田正浩プロフィール
1931年生まれ。岐阜出身。早稲田大学第一文学部入学。中世、近世演劇を専攻。卒業後、松竹撮影所に入社。1960年『恋の片道切符』で監督になる。大島渚、吉田喜重らと共に、松竹ヌーベル・ヴァーグとして前衛的な作品を発表し始める。1967年独立プロ『表現者』を妻の岩下志麻と共に設立し、自主制作を始める。2001年早稲田大学特命教授となる。2003年『スパイ・ゾルゲ』を最後に監督業を引退。
武満と共に挑戦した映画作品も多い。主な作品、『心中天網島』、『沈黙、』『はなれ瞽女おりん』『写楽』等。著書『河原者ノススメー死穢と修羅の記憶』(幻戯書房2009年刊)で、第38回泉鏡花文学賞受賞。
武満 徹プロフィール
1930年、東京生まれ。日本を代表する現代作曲家。軍歌ばかりが耳につく戦争末期に、勤労動員先で聴いたシャンソンに衝撃をうけ、戦後は独学で作曲を勉強し次々と作品を発表する。1951年「実験工房」を仲間と結成。1957年に<弦楽の為のレクイエム>をストラヴィンスキーに絶賛されて、世界的に評価が高まる。以後、管弦曲、器楽曲、合唱曲、映画音楽など多岐にわたる作品が世界的評価を得る。東西を超えた存在として、各国を飛び回った。1996年、死去。享年65歳。