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『考えない練習』 小池龍之介
小学館 1,365円
思考という病から抜け出そう
私達は四六時中何かを考えながら生きています。考えることは大切なことだけれど、多くの人が、自分の思考を操れずに「考えすぎている」のだと著者は言います。
確かに、私も不安になったりイライラしたりするときは、「あの時は、ああすればよかったのかも・・・」「あの人に嫌われてしまったかも・・・」など、自分の中でどんどん悪い方向に考えて、ネガティブな思考に陥っている場合が多くあります。
この本は、僧侶である著者が頭で考えずに五感を使うことで日々を素直に心地良く生きる術を教えてくれます。しかしながら「見る」「聞く」「話す」「書く」など、何気なく行っている行動に対して、感覚を研ぎ澄ますことはとても難しいですよね。ぜひ本書を片手に"練習"を。脳研究者・池谷裕二さんと著者の対談もとても面白いです。(うめ)