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「老いの才覚」 曽野綾子
ベストセラーズ 800円
「老いること」に対する心構えとアドバイス
今後自分が年を重ねていく上で何を心がけておかなければいけないのか?そんなことを思いながら読んでみました。
現在79歳と後期高齢者である著者が説いた老いて生きるための7つの才覚。冒頭で「高齢であることは資格でも功績でもない」と釘を刺し、毅然と同じ老人に向けて「老いに甘えるな」と厳しい言葉を投げかけています。そして「老年の仕事は孤独に耐えること」と再びピシャリ。
著者の作品は初めて読んだのですが、背筋がシャキッと伸びる思いでした。それと同時に胸がすく思いもしました。(お年寄りの皆さんごめんなさい!)「自立」と「自律」、今から意識しておかねば!!そしてまた5年後、10年後に読んでみたいです。(い)