イースト・プレス ¥1050
岡本太郎と、公私にわたって彼のパートナーであった岡本敏子が語った愛すること・生きること。
強烈な個性を持つ芸術家と、そんな“男の子”に惚れずにはいられなかった情熱的な女性の生きざまは、つっかえ棒なしでもしゃんと立っていられる自立した人間同士であれば約束ごとに縛られなくても深い絆でつながれる、ということを教えてくれます。
2005年4月に亡くなられた敏子さん。太郎との再会に、嬉々として天国へ旅立ったに違いありません。
壁を破り、強く、たるまずに生きた二人の遺した、本質を突いた厳しくも優しい言葉の数々は、心に留めておきたいものばかりです。