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「世界のはじまり」
タムラ堂 3600円+税
世界中がその美しい本づくりに注目する、南インド・チェンナイに位置する「Tara Books(ターラー・ブックス)」という出版社があります。このターラー・ブックスとともに日本語版の「夜の木」(原題:Night tree)をつくったタムラ堂から、「世界のはじまり」(原題:Creation)の日本語版が届きました。
物語は、誕生から死、そしてあらたな命へとつながる循環にまつわる、ゴンド民族(中央インド)の神話に基づいて進んでいきます。「夜の木」の描き手のひとりでもある、ゴンド・アートの第一人者バッジュ・シャームと、ターラー・ブックスが構想して作り上げた本です。
手漉きの紙の手触り、ページをめくるときインクのにおい、シルクスクリーンで重ねられた鮮やかな色。五感に響く工芸品のような絵本です。ぜひ多くの方に手に取っていただきたいと思います。シリアルナンバー入り。(み)
■メイキング映像(日本語字幕版)がご覧いただけます。→こちらから