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「みみをすます」 谷川俊太郎
響文社 1890円
1982年に福音館書店から発刊された同タイトルの中の1編「みみをすます」が取り出されて1冊の本となったものです。
1982年版は、柳生弦一郎氏の顔の絵が印象的でしたが、今回は、長新太氏がオレンジと黄色で、暖かみのある絵を描いています。
表から開くと従来の日本語版、裏から開くと川村和夫氏が翻訳した英語版。付属のCDには、著者のご子息でピアニストの谷川賢作氏がプロデュースする音楽をバックに、日本語版を著者自身が、英語版をウィリアム・エリオット氏が朗読する声が入っています。
「詩を音楽に合わせると身体がゆるんで楽しくなる」という著者。様々な音の中に生きる私たち。詩と音楽の心地よい響きにみみをすませて、たまには力を抜きましょう。