ホーム > 商品のご紹介 > 気になる新刊 > 「ぼくが見てきた戦争と平和」 長倉洋海
「ぼくが見てきた戦争と平和」 長倉洋海
バジリコ 1890円
アフガニスタンやコソボといった世界の紛争地に長期滞在し、その地とそこに生きる人々のことを写し撮っては本にして報告してきた写真家長倉洋海氏。
最新刊は、暗中模索しながらも自分だけの世界地図を描いてきた自分自身の経験を語るフォトエッセイ集となっています。
旅に出る前には、必ず新聞やテレビなどから目的地の情報を得てその地へ向かうという著者。しかし、現地の空気を吸うと、日本で感じていたこととは異なった感触を味わい、自分自身で体感することの大切さを感じるそうです。
過酷な状況で生きる人々の素顔を写し撮った数々の写真と綴られた著者の赤裸々な気持ちは、現地で感じてきた人ならではの重みがあり、「生と死」「戦争と平和」を身近に感じさせてくれます。氾濫する情報で知ったつもりにならず、もっと自分自身で感じなくてはと思わせてくれる1冊です。