近代映画社 1,365円
日本人が最も愛するハリウッド女優といわれて、まず真っ先に思い浮かぶのは、オードリー・ヘプバーンではないでしょうか?
銀幕の中の愛らしい笑顔とその可憐な演技で、永遠の妖精と謳われたオードリー。しかしながら、今回この本を読み感じるのは彼女も私たち同様、たくさんの不安や、悩みを持ちながら映画界というシビアなショービジネス界を生き抜いてきたのだという現実です。
彼女の63年の生涯は波乱に満ち、それゆえに何よりもドラマチックです。銀幕の妖精は、確かに血の通った人間であり、強く美しい1人の女性でした。
人間・オードリー・ヘプバーンの魅力が十二分に詰まった1冊です。