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「ジャコメッティ アルプス生まれの全身芸術家」 芸術新潮’06/7月号
新潮社 ¥1400
「芸術新潮」の今号の特集は、今、神奈川県立近代美術館葉山で展覧会が開催中のジャコメッティです。
細長い人体像でよく知られる巨匠ですが、当店でも初回入荷分10冊が2日で売り切れてしまい、根強い人気があることをあらためて実感させられました。
追加した分が今日入荷しましたが、驚いたのは、当店のお客さんのY女史が、ジャコメッティとダンスを踊ったことがあるという話をされたことです。昭和30年頃パリに旅行した時、たまたまカフェで出合ったジャコメッティから誘われたとのこと。相当珍しいエピソードなのでビックリしました。
この展覧会は兵庫と千葉を巡回するそうですが、例によって、九州一の大都市である福岡には、このような興味深い展覧会はなかなやってきません。県美が加山雄三展をやっているのですから力が抜けてしまいますが、「オリンピックを誘致する前に美術館をなんとかしろ」と叫びたいのは私だけでしょうか?