「暮らしのヒント集2」　松浦弥太郎

暮らしの手帖社　1260円

何気ない毎日がちょっぴり豊かになります！
雑誌『暮しの手帖』の人気連載「暮らしのヒント集」第2弾が発売されました。
「暮らしのヒント集」は自己啓発のために書かれたものではありません。そのような種類の本は時として読んでいるだけで気負って疲れたり、高い目標を目指して無理な頑張りを必要とするものがあります。この本の良いところは、本のタイトル通り「ただのヒント」であるということ。自己啓発本によくあるタイムスケジュール化された生活習慣を強要されるわけではなく、ただ書いてあることは他人に対する思いやり、ときめきなどの気持ちの在り方が少し変化しそうな工夫や、日々の生活がちょっぴり豊かになりそうな誰にでもできる小さなアイデアの集まりだということです。
私が今日、気になった1文はコレでした。
「忘れてしまいそうな小さな約束こそ守りましょう。小さな約束ほど叶えられるとうれしいものです。」
友人にだいぶ昔に貸すと約束していた本を持って、会いに行こうと思います。（松）