「嫌われる勇気」　岸見一郎・古賀史健

ダイヤモンド社　1,620円

　出版されて半年ほど経ちますが人気の衰えないこの本は、フロイト・ユングと並び「心理学の三大巨頭」と称されるアルフレッド・アドラーの思想(アドラー心理学)を青年と哲人の対話という物語形式を用いてまとめたものです。この対話形式の物語は、青年の「自分とは？」「人生とは？」「幸せとは？」などの誰しも持っている疑問の扉が徐々に開かれ、読んでいる私たちもぐいぐい引き込まれていきます。そしてストーリーの展開と共にアドラーの教えをわかりやすく提示しています。アドラー心理学の関連本も店頭にありますので、この本をきっかけにアドラー心理学の扉を開いてみてください！（や）