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「松岡正剛の書棚-松丸本舗の挑戦」 松岡正剛
中央公論新社 1575円
本に出会い、本に溺れる(本書より)
2000年から書評サイト「千夜千冊」の執筆を開始し、話題を呼んだ松岡正剛氏が2009年に丸善丸の内本店に本人プロデュースによる松丸本舗をオープンし、さらなる話題となりました。奇抜なレイアウトと松岡正剛本人による目をひくポップ!行ってみたい、いや行かなきゃならないと思いました。でも正直、今すぐなんて無理で・・・。そんな時に発売されたのが松丸本舗の全貌がわかるこの本です。
棚の構成は「本殿・・・千夜千冊の世界」、「本集・・・季節がめぐるように入れ替わる特集棚」、「本人(ほんびと)・・・読書人を棚で紹介」など、作家・ジャンルにはとらわれず、一見無造作に分類されていますが、本当に魅力的で私はこの棚から読まないと絶対後悔したと思う本との出会いがありました。「教えてくれてありがとう!」と思うのと同時に、まだ読んでいない果てしない数の本たちを前に「これからの人生、まだこんなに愉しみがあるのかっ!」と心底嬉しくなりました。2010年は国民読書年。あなたに新たな本との出会いを導いてくれる1冊になるはずです。(松)