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「装幀のなかの絵」 有山達也

港の人 1,260円

装幀のなかの絵 (四月と十月文庫3)

トークショーも大盛況!
 美術同人誌「四月と十月」に連載されていたアートディレクター・有山達也氏のエッセイ、待望の書籍化です。
 雑誌『クウネル』(マガジンハウス)や、当店でも人気のフリーペーパー『雲のうえ』(北九州市)のアートディレクションを手がけている有山さん。内容はプロの仕事について丁寧に語られていて、ああ、あの装丁は、あのCDジャケットは、こういう雰囲気の現場から生まれているのだな、としみじみ感じ入ってしまいました。
 先日箱崎店で開催された出版記念トークショーも立見がでるほどの大盛況。牧野伊佐夫さんが表紙に描かれた有山さんは枯れた魅力のしぶい感じですが、間近で拝見する有山さんは若々しくとても男前だったことも付記しておきます。(と)