「Lhotse」＆「Qomolangma」　石川直樹

SLANT 各2,800円＋税

　探検家、写真家の石川直樹さんのヒマラヤ写真集を入荷いたしました。第一弾の「Lhotse」（ローツェ）は、エベレストの南に連なる山。２度のエベレスト登頂成功の後、「あの山の頂からエベレストを眺めたい」という思いから実現した登山の記録です。第二弾となる「Qomolangma」（チョモランマ）には、石川さんをヒマラヤに惹きつけるきっかけとなったチョモランマの姿を写しています。ページをめくれば厳しくも美しい山の世界に一瞬で誘われ、その場にいながらにして貴重な体験ができます。ぜひご覧ください（み）
石川直樹（いしかわ　なおき）
1977年生まれ。東京芸術大学大学院美術研究科博士後期課程修了。人類学、民俗学などの領域に関心をもち、行為の経験としての移動、旅などをテーマに作品を発表し続けている。『NEW DIMENSION』(赤々舎)、『POLAR』(リトルモア)により、日本写真協会新人賞。『CORONA』(青土社)により、土門拳賞を受賞した。著書に『いま生きているという冒険』(イーストプレス)『全ての装備を知恵に置き換えること』(集英社)、「最後の冒険家」(集英社)ほか多数。