福岡・けやき通り & 箱崎の小さな本屋

Independent Small Bookstore in Fukuoka since 2001

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【1/25発売】店主・大井実 著書「ローカルブックストアである」

 店主・大井実の「これまで」と「これから」が本になりました!
 書店、ブックオカ、カフェ&ギャラリー、そして「まちづくり」について、余すことなく語っています。ご購入はぜひ、キューブリックで!

 【オンラインショップ】でもお買い求めいただけます。

 

<お問い合わせ>
・お電話(けやき通り店:092-711-1180/箱崎店:092-645-0630)
・メール(けやき通り店:info@bookskubrick.jp / 箱崎店:hakozaki@bookskubrick.jp )
・店頭スタッフまで

 

「ローカルブックストアである 
   〜福岡ブックスキューブリック 大井実〜(晶文社)」

2017年1月25日発売 販売価格1728円(本体価格1600円+税)

晶文社紹介ページ:http://www.shobunsha.co.jp/?p=4185

 

 2001年に船出した小さな総合書店「ブックスキューブリック」。素人同然で始めた本屋の旅は、地元・福岡の本好きたちや町の商店主を巻き込み、本を媒介に人と町とがつながるコミュニティづくりへと展開した。ローカルブックストア店主は理想の本屋像をどのように思い描き、歩んできたのか。独自の店づくりから、トークイベントやブックフェスティバルのつくり方、カフェ&ギャラリーの運営まで。15年間にわたる本屋稼業の体験をもとに、これからの本屋づくり、まちづくりのかたちを示す。

 はじめに

1 開業前夜
 15坪の小さな本屋
 「2001年本屋の旅」がはじまった
 「町の本屋」を行脚して
 開業前にアルバイト修業
 物件との運命的な出会い
 最後の難関は取次の口座開設
 店舗デザインは夫婦協同で

2 本屋になったわけ
 鬱屈とした高校時代の逃げ場は本屋
 『赤頭巾ちゃん』に救われた
 ザ・スミスと出会った大学時代
 とりあえず就職してみた
 商売への憧れ
 イタリアに行ってみた
 コミュニケーションの達人たち
 ミラノで夢のような展覧会ーー安田侃さんとの出会い
 自分の居場所をつくるための武器
 地域密着のイベント三昧ーー大阪時代

3 今日も店づくり、棚づくり
 『就職しないで生きるには』
 スモール・イズ・ビューティフル
 小さくても総合書店
 背後には膨大な在庫が
 本はすべて実用書
 編集棚VS単品主義
 POPのこと、残すべき本のこと
 『日々はそれでも輝いて』--詩の水先案内人

4 キューブリック・スタイル
 ブックオカのこと
 2008年、箱崎店オープン
 ブックス&カフェの運営
 雑貨が教えてくれたこと
 トークイベントをやる理由
 15周年、角田光代さんと屋台「花山」の夜  
 トークイベントのつくりかた  
 ほん屋のぱん屋  
 スタッフのこと  
 日記 2016年  

5 くらし、ローカル、しごと
 博多と福岡の違いが分かった  
 『アルケミスト』に願いを込めて  
 自転車シティ福岡  
 ローカル&リトルプレスとともに  
 九州・福岡の出版社たち  
 『草枕』と若冲  
 EXPO70・強烈な万博体験  
 けやき通りの小さな仲間たち  
 年末最終日はビル・エバンスで  

6 本の流れの川下から
 ぼくも本屋のおやじさん  
 格差社会  
 出版・書店業界の流れや問題点  
 やがて消え去る? 紙の本のことについて  
 本屋はインディペンデントなメディア  

7 これからのこと
 本屋の跡継ぎたち  
 まちづくりの当事者として  
 我々みんな小商い  
 本屋志願の若者たちーーブック&カフェはまちづくりの中心になれる  
 「読書について」というストレートな質問について  
 11時間の車座トークが本になった!  
 『夜と霧』の読書会  

あとがき