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リヒテルズ直子さんの講演会&第2回イエナカフェが開催されます。

 昨年盛会だったリヒテルズ直子さんの講演会が今年も開催されます。
 子どもの幸福度世界一といわれるオランダでは、男性は家族とともに夕食を食べられる時間に帰ります。短時間労働が、家庭を、企業を、生き生きとさせる社会について、オランダ在住のリヒテルズ直子さんが紹介します。どうしたら仕事と家庭の時間のバランス(ワークライフバランス)をとることができるのか?労働者・雇用主・行政の三位一体の取り組み方をオランダから学び、そして今の日本で出来ることを考えていきます。また29日はリヒテルズ直子さんを囲んで対話&ワークショップを行う第2回イエナカフェも開催します。
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〇講演会
パパの笑顔と子どもの幸せ
~子どもとスキンシップをとる時間がない日本のパパへ。~
<日時>平成23年6月1日(水)
      受付18:00 開演18:30~(20:30終了予定)
<会場>アミカスホール
      福岡市南区高宮3-3-1(西鉄高宮駅前)
      TEL 092-526-3755
<参加費>500円
        託児サービスあり(別途600円)要事前申込
<主催>こどもCAPふくおか
<後援>ブックスキューブリック、NPO法人福岡ジェンダー研究所、
      福岡市男女同参画推進センター・アミカス
<申込み・問合せ>FAXでの受付:こどもCAPふくおか(092-401-6838)
             Eメールでの受付:NPO法人福岡ジェンダー研究所(info@fgsi.jp)
             電話での受付:ブックスキューブリック箱崎店(092-645-0630)
※チラシ裏面の申込用紙またはメール等で、お名前・人数・ご連絡先 (託児所ご利用希望の
  場合は、お子様の人数・年齢)をお知らせの上、お申し込みください。
〇第2回イエナカフェ
<日時>平成23年5月29日(日)
      14:00~17:00
<会場>九大医学部百年記念講堂
<参加費>一般2500円・学生1500円
<主催>日本イエナプラン教育協会
<申込み・問合せ>reikoginger@gmail.com
■リヒテルズ直子さんプロフィール
リヒテルズ顔写真.jpg下関に生まれ、福岡市で育つ。九州大学大学院修了。
修士課程まで比較教育学を専攻、その後、同大学院社会学科博士課程に編入。1981-83年、国際文化教育交流財団から報償奨学金を受け、マレーシア国立マラヤ大学に研究留学、のち1985年博士課程単位取得満期退学。1983-96年、オランダ人の夫に伴い、ケニア、コスタリカ、ボリビアに在住。この間、長男長女を出産の傍ら、翻訳・通訳業(英語・スペイン語)に従事。ボリビア国立サンアンドレス大学で大学院生に社会学講義を行う。
 1996年よりオランダ在住。1999年より「リヒテルズ直子のオランダ通信」を開始、2002年よりインターネット上で公開(http://www.naokonet.com/)。オランダの教育・社会事情を発信し続け、日本でも公演・ワークショップの企画開催、執筆など旺盛な活動を展開。
オランダにおいても、日本の大学研究者、文部科学省委託現地調査などで、現地研究者として協力。朝日新聞、長崎新聞などで、連載記事執筆。「日本教育新聞」「教育と医学」「NHK社会福祉セミナー」「学誌」「クーヨン」「アプローチ」などの定期刊行物に記事執筆。
近著に、
・「オランダの共生教育 学校が〈公共心〉を育てる」(平凡社2010)
・「残業ゼロ授業料ゼロで豊かな国オランダ 日本と何が違うか」(光文社2008)
・「オランダの個別教育はなぜ成功したか イエナプラン教育に学ぶ」(平凡社2006)
・「オランダの教育 多様性が一人一人の子供を育てる」(平凡社2004)
・「私なら、こう変える!」20年後からの教育改革(ほんの木2010・上野千鶴子他共著)
・「いま「開国」の時ニッポンの教育」(ほんの木2009・尾木直樹共著)
・「うちの子の幸せ論 -小学生シリーズ第3号 うちの子の幸せ論 個性と可能性の見つけ方、伸ばし方-」(ほんの木2007・奥地圭子他共著)
・「学力を変える総合学習 -未来への学力と日本の教育6-」(明石書店2006・小山内美江子他共著) など。