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後藤正治さんのトーク「詩人茨木のり子の肖像」を開催します。

清冽―詩人茨木のり子の肖像

 大宅壮一ノンフィクション賞受賞の作家で、神戸夙川学院大学学長の後藤正治さんをお招きしてのトークショーを6月15日に箱崎店2Fのカフェで開催することになりました。
 ベラ・チャスラフスカや江夏豊などスポーツ選手の評伝や医療問題をテーマにした著作で広く知られる同氏ですが、最近では、TBS『情熱大陸』でも紹介された神戸の清貧の画家・石井一男の生き様をえがいた「奇跡の画家」が大きな話題を呼びました。
 昨年は、「倚りかからず」などの詩集で当店でも大変人気の高い茨木のり子の評伝「清冽」(第14回桑原武夫学芸賞受賞)を発表されましたので、今回はそちらを中心にお話いただく予定です。この貴重な機会に、ふるってご参加ください。
後藤正治トークショー「詩人茨木のり子の肖像」
日時:2011年6月15日(水)20時
会場:ブックスキューブリック箱崎店2Fカフェ
参加費:1000円(ワンドリンク付・要予約)
予約・問合せ:ブックスキューブリック箱崎店TEL092-645-0630
後藤正治(ゴトウ・マサハル)氏プロフィール
1946年京都市生まれ。1972年京都大学農学部卒。ノンフィクション作家。1985年『空白の軌跡』(講談社文庫)で第4回潮ノンフィクション賞、1990年『遠いリング』(岩波現代文庫)で第12回講談社ノンフィクション賞、1995年『リターンマッチ』(文春文庫)で第26回大宅壮一ノンフィクション賞をそれぞれ受賞。主な著書に『スカウト』『牙―江夏豊とその時代』『奪われぬもの』(いずれも講談社文庫)『ベラ・チャスラフスカ 最も美しく』(文藝春秋)『マラソンランナー』(文春新書)『私だけの勲章』『咬ませ犬』(ともに岩波現代文庫)などがある。(新潮社HPより)