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オペラ「森は生きている」レポート

 12月16日(日)、町の本屋「BOOKSKUBRICK」主催でこんにゃく座によるオペラ「森は生きている」が公演されました。当書店はイベントを主催することは多々ありますが、演劇はこれが初の試みです。
当日の朝9時、会場に大きなトラックが到着。外側には大きくこんにゃく座の文字が!
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会場の福岡市民中央センターが開くのを待つ座員のみなさん
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 こんにゃく座のメンバーは舞台監督や照明担当など裏方も入れて全部で19名。この人数で、大道具の搬入からセッティングまで、全て行います。会場が開くと、皆さんジャージに着替えてまずは大量の荷物を運びこむ。私も微力ながらお手伝いしましたが、これがなんとも大仕事。汗だくになりました!
本日の舞台。まだなにもありません。これが・・・
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こうなる!できてきました!
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 会場の収容人数は500人。公演は、昼の部と夜の部、2回行われました。(これを業界用語ではツーステというそうです!)昼の部は完売、開場の2時間前からすでに人が集まりだしました。お子様連れが目立ちます。皆さんの熱気で会場は空調を調節するほどの暑さに。開場を待つ列は、3階から1階まで連なりました
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そして午後2時、開場、すぐに座席はいっぱいに・・・。
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 そして午後2時半、昼の部開演-。
 大変素晴らしかったです。生の舞台の感動はもちろんながら、こんにゃく座の12人の座員が入れ替わり立ち代わり役を演じているというのですから驚きです。とても12人とは思えない賑やかさなのです。舞台の演出も勢いよく柔らかく燃える焚火や、ぱっと咲くマツユキソウに目を奪われます。ポップな演技や演出に子供たちも大喜び。会場は笑い声に溢れました。休憩を入れて2時間半の長い公演でしたが、物語の世界に引き込まれてあっという間に時間が過ぎました。午後の部は大人の方が多く、昼とは少し違った雰囲気に。反応するポイントも違って面白かったです。
「森は生きている」というお話は、童話ですが内容には深いメッセージが込められています。夏のものは、夏に。冬のものは、冬に。必要以上に森からとろうとしてはいけない。現代に通じる教えがそこにはあるような気がします。
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閉演後、ロビーには12の月や女王の姿が・・
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 全ての部が終了したあとも、ゆっくりしている時間はありません。限られた時間内に搬出を終わらせなければならないのです!舞台装置をすべてばらし、朝とは逆に全部トラックへ詰め込んでいきます。1日に引っ越しを2回するようなもの。それはそれは重労働なのです。がらんとしていく舞台を眺めながら、こうして生の感動を最高の状態みられるという贅沢と、舞台の仕事というものについて思いを馳せたのでした。
 こんにゃく座のみなさん、素晴らしい時間をありがとうございました!是非来年も、こんにゃく座の舞台が福岡で見られますように。お待ちしています!(み)