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大竹昭子写真展 「ニューヨーク1980」を開催します。(ギャラリー)

BILLY.jpg エッセイ、小説、写真、書評、対談など様々な領域で活躍する大竹昭子さんの写真エッセイ『ニューヨーク1980』(赤々舎)の出版を記念した展覧会を4月9日より箱崎店2Fのギャラリーで開催します。
 79年から81年の間滞在したニューヨーク時代に撮影したモノクロ写真とエッセイ「レンズ通り はじめの一歩」を収録した同書は、文章や写真などの表現活動を始めるきっかけになった彼女の原点と言える体験が凝縮された一冊です。また、写真には、現在のようなきれいな街並みになる以前のイーストビレッジ界隈が多く写されており、混沌としたエネルギーが渦巻く30年前のニューヨークの貴重なドキュメントでもあります。
 4月13日には、大竹昭子さんご本人をお招きしてトーク&スライドの会も開催いたしますので、ぜひ、ご高覧、ご参加下さい。
(以下、赤々舎のホームページより)
「撮るわたし」と「書くわたし」を育んだ80年代のニューヨークへ!
鋼鉄のビルが落とす鋭い影、ストリートにあふれるグラフィティー。
30年前、混沌のニューヨークに渡り、カメラを手に街へ、世界へと歩きだした。
生のエネルギーを呼吸し、存在の謎と対峙する眼。
ジャンルを超えて活躍する著者が、写真と言葉の回路を解き明かした重要な一冊。
「そこに通っているのは一本のレンズ通りである。虚構と現実をつなぐこの通りこそが、過去といまと未来を接続するラインなのであり、それをつかみとることに生のリアリティーがあるのを強く確信したのだった。」(本文より)
大竹昭子写真展
「ニューヨーク1980」

期間:2013年4月9日(火)~5月19日(日)
    11時30分~19時(毎週月曜休・入場無料)
会場:カフェ&ギャラリー・キューブリック(ブックキューブリック箱崎店2F)
大竹昭子トーク&スライドショー
日時:4月13日(土)19時スタート(参加費1500円・ワンドリンク付)
問合せ・申込み:ブックスキューブリック箱崎店 TEL092-645-0630 
Mail hakozaki@bookskubrick.jp
大竹昭子(Akiko OTAKE)プロフィール
1950年東京都生まれ。上智大学文学部卒。作家。1979年から81年までニューヨークに滞在し、執筆活動に入る。『眼の狩人』(新潮社、ちくま文庫)では戦後の代表的な写真家たちの肖像を強靭な筆力で描き絶賛される。都市に息づくストーリーを現実/非現実を超えたタッチで描きあげる。自らも写真を撮るが、小説、エッセイ、朗読、批評、ルポルタージュなど、特定のジャンルを軽々と飛び越えていく、その言葉のフットワークが多くの人をひきつけている。現在、トークと朗読の会「カタリココ」を多彩なゲストを招いて開催中。
●「カタリココ」ホームページ → http://katarikoko.blog40.fc2.com/
主な著書:『アスファルトの犬』(住まいの図書館出版局)、『図鑑少年』(小学館)、『きみのいる生活』(文藝春秋)、『この写真がすごい2008』(朝日出版社)、『ソキョートーキョー[鼠京東京]』(ポプラ社)、『彼らが写真を手にした切実さを』(平凡社)、『日和下駄とスニーカー―東京今昔凸凹散歩』(洋泉社)、『NY1980』(赤々舎)など多数。