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10/19「駒井稔が語る『フランス恋愛文学』入門講座。」を開催します。

  100万部を突破した『カラマーゾフの兄弟』(ドストエフスキー/亀山郁夫訳)を始め、数々の古典新訳の誕生に立ち会ってきた光文社古典新訳文庫創刊編集長・駒井稔さんが選んだ傑作5編を取り上げ、フランス恋愛小説の奥深い魅力のすべてを語り尽くします。貞淑に秘める情熱、心の綾を冷静に語る端正な文体、ファムファタルの魅力...ぜひこの機会に奥深きフランス恋愛文学に触れてみてください。

 

 

 

 

課題図書:
 ・ラファイエット夫人「クレーヴの奥方」訳/永田千奈(光文社古典新訳文庫)
 ・プレヴォ「マノン・レスコー」訳/野崎歓(光文社古典新訳文庫)
 ・メリメ「カルメン/タマンゴ」訳/工藤庸子(光文社古典新訳文庫)
 ・デュマ・フィス「椿姫」訳/永田千奈(光文社古典新訳文庫)
 ・ラディゲ「ドルジェル伯の舞踏会」訳/渋谷豊(光文社古典新訳文庫)
 ※翻訳者・出版社は問いません

 

「駒井稔が語る『フランス恋愛文学』入門講座。」

【日時】10月19日( 土) 18時30分~20時30分 (18時開場)
    ※終了後、懇親会あり(当日会場受付・参加費1500円・軽食と1ドリンク付)
【会場】 カフェ&ギャラリー・キューブリック
     福岡市東区箱崎1-5-14・ブックスキューブリック箱崎店2F
     JR箱崎駅西口より博多駅方面に徒歩2分
【 料 金 】500円( 1ドリンク付 ) ※要予約(先着 50 名)
【 予 約 】専用フォームがございますので、こちらをご覧の上、お申し込みください。(出版文化産業振興財団=JPICのHP)から
【問い合わせ】03-5211-7282(JPIC 小林)
【主催】出版文化産業振興財団(JPIC)/一般財団法人・光文文化財団
【協力】ブックオカ実行委員会/ブックスキューブリック

 
【駒井 稔(こまい・みのる) 紹介】
1956年横浜生まれ。慶應義塾大学文学部卒。1979年光文社入社。広告部勤務を経て、1981年「週刊宝石」創刊に参加。ニュースから連載物まで、さまざまなジャンルの記事を担当する。1997年に翻訳編集部に異動。2004年に編集長。2年の準備期間を経て2006年9月に古典新訳文庫を創刊。「いま、息をしている言葉で。」をキャッチフレーズに古典の新訳を刊行開始。文学のみならず哲学、社会科学、自然科学の新訳も手掛け、10年にわたり編集長を務めた。現在、文芸評論家、京都フランス文学読書会チーフファシリテーター、猫町倶楽部駒井組代表、光文文化財団理事。
 
【著作紹介】
いま、息をしている言葉で。
駒井 稔著 而立書房 2000円+税
ドストエフスキー、カント、親鸞……なぜ、21世紀に古典が蘇ったのか!?
古典はもはや読むに値しないのだろうか、いや、噛めば噛むほど味わい深く、そこには人がものを考えるためのエッセンスが凝縮されている。古典にこそ読書の醍醐味はある。そんな信念のもと、数多ある外国文学・思想を新訳し、文庫シリーズとして刊行する企画を立ち上げた。企画段階では「そんなの夢ですよ」と一蹴され、制作に入ると文学性とビジネスの板挟みに苦悶しながらも、訳者と肩を並べて翻訳を練りに練る。編集長を退いた後も販促イベントを積極的に企画し、市場の活性化をはかる……。道なきところに道を拓く、光文社古典新訳文庫・創刊編集長の奮戦記。