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九州派創設メンバー・磨墨静量「没後10年遺作展」を開催します。(ギャラリー)

前衛美術家集団「九州派」の創設メンバーで、2001年に2月に亡くなられた磨墨静量(するすみ せいりょう)さんの遺作展を、箱崎店2Fカフェ&ギャラリーで開催いたします。
氏は「九州派」の中でも異彩を放ち、穏やかな画風の作品から、墨を基調とした激しいタッチの作品まで、色と形をテーマにしてさまざまなアプローチで作品を作り続けました。
"叙情に安住するのではなく、画面を革新しようという気持ちをいつも持っていた"とされる磨墨さん。福岡が生んだ作家の世界をご堪能下さい。
『磨墨静量 没後10年遺作展』
会期:2011年2月10日(木)~2月13日(日)
11時30分~19時30分
会場:カフェ&ギャラリー・キューブリック
(福岡市東区箱崎1-5-14 ブックスキューブリック箱崎店2F)
磨墨静量展.jpg
磨墨静量さんプロフィール
熊本市出身。福岡市で独学で絵画を学び、1957年に九州派に参加。
<画歴>
1955年 第6回西日本美術展 「作品A」「作品B」
1956年 第7回西日本美術展
1957年 第8回西日本美術展 「沈黙の鳥」「無調の旋律」
グループQ 18人展  九州派の別称として
第13回西日本美術展 「異邦の人」「不治の人」(協会賞)「天体の和音」
山内重太郎、磨墨静量二人展 「ヴィジョン」「ピラミッド」「夜の想念」ほか
1958年 第1回九州アンデパンダン展 「組曲」
東京個展(トキワ画廊) 「歩くもの」「バラード」ほか
第14回県展 「歩くもの」「青の映像」「戦士」(佳作)
第22回自由美術展(東京都美術館) 「歩くもの」
1959年 個展(岩田屋)
第9回モダンアート展(都美術館) 「嵐」
第15回県展 「残響」(依嘱出品)
グループ西日本発足通知 斉藤秀三郎と九州派を離脱
1960年 グループ西日本1発行
グループ西日本展 「日本の時(モメント日本)」
第1回グループ西日本展
個展(東京なびす画廊)
第2回グループ西日本展 「ダイナミック. サウンド」
1961年 第3回グループ西日本小作品展
個展(天神ビル)
第4回グループ西日本展
第17回県展 「作品」
1962年 第5回西日本美術協会展 グループ西日本改称
集団21展 「浮上する無限」「沈降する無限」
第3回朝日油絵賞コンクール展 「(+)無限」
1966年 第9回福岡県美術協会展 「浮上する無限」
1988年 「九州派展」  「日本の時(モメント日本)」