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【終了】11/9(木)渾身討論「水俣病闘争 石牟礼道子と渡辺京二」福元満治VS米本浩二

 渡辺京二さんの水俣病闘争論集『死民と日常《私の水俣病闘争》』(弦書房)の発売と、石牟礼道子生誕90年を記念して、福元満治さんと米本浩二さんの対談を開催します。

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 水俣病闘争とは何だったのか--水俣病闘争の原動力となった石牟礼道子氏と渡辺京二氏を軸に、「効率・利益重視の行き過ぎた近代化に歯止めをかけた」と評価される水俣病闘争の軌跡をたどります。

 経済の高度成長、学生運動などに象徴される反骨の機運、石牟礼氏と水俣病とのかかわり、渡辺氏が闘争に参入した経緯などに言及。原発事故や権力の一極集中で日本全国に閉塞感が漂う今、生き直すカギとして改めて注目されている水俣病闘争をリアルに検証します。

 討論者の福元満治氏は1948年、鹿児島市生まれ。告発する会のメンバーとして厚生省占拠に参加するなど闘争を先鋭的に支えました。現在、図書出版石風社代表、ペシャワール会事務局長を務めています。

 もう一人の討論者、米本浩二氏は1961年、徳島県生まれ。今年、『評伝 石牟礼道子~渚に立つひと』を刊行。石牟礼道子資料保存会研究員として石牟礼文学の調査・研究を続けています。

 水俣病闘争で自分の人生を決めたかのように革新的な仕事を続ける福元氏と、石牟礼、渡辺両氏の著作物の読み解きから闘争に肉薄する米本氏。世代も異なるふたりのバトルにご期待ください。10月に刊行される渡辺京二氏の水俣病闘争論集『死民と日常《私の水俣病闘争》』(弦書房)に言及しつつ、対談をすすめます。石牟礼道子生誕90年記念として開催します。

 

渾身討論「水俣病闘争 石牟礼道子と渡辺京二」
福元満治VS米本浩二

日時:2017年11月9日(木)19:00スタート(18:30開場)
会場:カフェ&ギャラリー・キューブリック
(ブックスキューブリック箱崎店2F・福岡市東区箱崎1-5-14
JR箱崎駅西口から博多駅方面に徒歩1分)
出演:福元満治(石風社代表・元・水俣病を告発する会会員)
   米本浩二(『評伝 石牟礼道子』著者)
参加費:1500円(1ドリンク付・要予約)
*終演後に懇親会有(1ドリンクとカフェキューブリックのキーマカレー付・参加費1000円・要予約)

予約先:①メールでお申し込み
hakozaki@bookskubrick.jpまで、件名を「11/9トーク予約」として
[1.お名前、2.参加人数、3.ご連絡先電話番号 4.懇親会参加有無]
をご記入の上お申込みください。
当店からの予約確認メールをもってお申し込み完了といたします。
※返信がない場合はお電話にてお問合せください。

②peatixというサービスからも簡単に予約が可能です。
こちらの「チケットを申込む」ボタンからお申込ください。
参加費は当日受付でお支払いくださいますようお願いいたします。

 

『死民と日常《私の水俣病闘争》』

渡辺京二 著 弦書房 2300円+税 *2017年10月17日発売予定

著者初の水俣病闘争論集ー水俣病問題の原点がここにある。

裁判闘争でもなく公害闘争でもない水俣病闘争とは何だったのかー

昭和31年(1956)、水俣病が公式に確認されてから2017年で61年がたつ。この長い事件史の中で、企業・行政の責任、謝罪・補償、患者認定の制度、被害の状況・対策など様々な問題が全国的に取りあげられる原点となった出来ごとが、本書のテーマ「水俣病闘争」である。昭和44年(1969)、いかなる支援も受けられず孤立した患者家族らと立ち上がり、〈闘争〉を支援することに徹した著者による初の闘争論集。当初、患者たちはチッソに対して何を求めたのか。市民運動とは一線を画した〈闘争〉の本質を改めて語る注目の一冊。

 

福元満治(ふくもと・みつじ) プロフィール

1948年、鹿児島市に生まれる。
現在、図書出版石風社代表、ペシャワール会事務局長
著書に『伏流の思考──私のアフガン・ノート』、絵本『岩になった鯨』(絵・黒田征太郎)、『出版屋の考え休むににたり』。共著に『石牟礼道子の世界』『地域と出版』がある。
福岡市在住。

 

米本浩二(よねもと・こうじ) プロフィール

1961年、徳島県生まれ。徳島県庁正職員を経て早稲田大学教育学部英語英文学科卒業。在学中に『早稲田文学』を編集。石牟礼道子資料保存会研究員。著書に『みぞれふる空――脊髄小脳変性症と家族の2000日』(文藝春秋)。