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2022/1/11~〝海の波を見る〟光易 恒 写真展を開催します。

 

【トークイベント延期のお知らせ】

2月5日に開催予定でした光易 恒 さんのトークイベントは、新型コロナウイルス「オミクロン株」の感染拡大の状況を踏まえ一旦、延期させていただくことといたしました。
詳細な日程は、後日発表させていただきますが、4月をめどに再度開催させていただく予定にしています。心待ちにしておられた皆様には深くお詫び申し上げます。 オンライン開催にお申し込みをされたお客様は、そのまま権利を継続させていただきますのでご了承ください。展覧会は予定通り開催しておりますので何卒ご理解のほどよろしくお願いいたします。

 九州大学名誉教授で、世界的な海洋波の研究者である光易恒(みつやす・ひさし)氏が、研究の傍らに撮影してきた海の波の写真展を2022年1月11日(火)より箱崎店2Fのギャラリーで開催します。

 約半世紀にわたって、北太平洋・東シナ海・玄界灘・北米東岸・赤道海域・南西諸島など世界の海を航海して海の波と向き合い、その研究に一生を捧げてきた海洋物理学者の写真展です。
 美しい波、穏やかな波、不思議な波、荒々しい波、そして船乗りが恐れる波〝三角波〟など、奇跡の写真群をご堪能ください。

光易 恒(みつやす・ひさし)プロフィール
1929年3月16日生まれ、九州大学名誉教授、日本海洋学会名誉会員。アメリカ気象学会が海洋と大気の相互作用に関する研究で顕著な業績をあげた研究者に与えるスヴェルドラップ金メダル受賞。著書『海洋波の物理』 岩波書店、『海の波を見る』岩波科学ライブラリー他。

「海の波の一生は、私たち人間の一生とじつによく似ている。広大な海を衰えることもなく悠然と伝わり、最後には海岸に達し、一気に砕ける様は、私たちの人生の、ある理想的な姿を象徴するようにも見える。」(『海の波を見る』より)

〝海の波を見る〟 光易 恒 写真展

会場:カフェ&ギャラリー・キューブリック(福岡市東区箱崎1-5-14・ブックスキューブリック箱崎店2F・JR箱崎駅西口より博多駅方面に徒歩2分)
会期:2022年1月11日(火)~2月6日(日)
   11:00~18:00(月曜定休日)入場無料
◎トークイベント:「波の誕生から消滅まで」(→延期)
日時:2月5日(土)19時〜
参加費:2.000円(ワンドリンク付き・要予約)*終演後にサイン会あり
お問合せ:TEL092-645-0630 hakozaki@bookskubrick.jp
 
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「三角波」 この波は高さ10ⅿ超、古くから船乗りたちが恐れる三角波で、研究者は異常波浪、あるいは英語でログ波rogue waveと呼んでる。写真に見られるように、周りの波に比べ異常に大きい波で、形が三角形に見えるので俗称三角波と呼んでいる。その成因は複雑で、現在も研究が続いている。1980年北大西洋で波の観測中に偶然撮影した。三角波が撮影されたのは世界初である。

 

 

 

「波の上にも波」 海の波は大小様々な波が合成されたものである。この写真を見ると巨大な波の上に小さな波、さらにその上にもっと小さな波、・・・複雑な構造を示している。1980年北大西洋にて撮影。

 

 

 

 

「美しい波」 風で発生した波が、船が発生した波と干渉して、手前の美しい波のパターンが生じたものと考えられる。自然は人工的なものとの組み合わせによって美しい姿を演出する。1980年、北大西洋にて撮影。

 

 

 

 

「波の誕生」 水面上に風が吹くと水面に波が発生する。波が発生する最低風速は、ほぼ1m毎秒だがはっきりしない。水面の汚れに大きく依存する。この美しい写真は急に吹き始めた風によって発生したさざ波の模様を示す。場所によって模様が異なるのは、風速が一様ではないからである。1985年玄界灘にて撮影。

 

 

 

『海の波を見る』書評(OCEAN LIFE47号 2007年)