福岡・けやき通り & 箱崎の小さな本屋

Independent Small Bookstore in Fukuoka since 2001

ホーム > 商品のご紹介 > おすすめ本・雑誌 > 「猪熊弦一郎のおもちゃ箱 やさしい線」丸亀市猪熊弦一郎現代美術館/監修 ミモカ美術振興財団/監修

「猪熊弦一郎のおもちゃ箱 やさしい線」丸亀市猪熊弦一郎現代美術館/監修 ミモカ美術振興財団/監修

「画家は自分のすきなもの、愛しているものをよく絵にかくんです。愛しているところに美があるからなんです。愛情と美は、はなれることができません。」

こんな文章から始まる、日本を代表する洋画家 猪熊弦一郎の物語作品集。1902年に香川県で生まれ、パリ、ニューヨーク、ハワイ、東京と拠点を移しながら創作活動を続けた猪熊さんの生涯について、絵を描くのに大切にしていたこと、"美"についてなど、創作活動の真髄にもふれながら綴られています。ガラクタを集めてつくったユニークなオブジェや、もっとも愛したモチーフである猫のスケッチも収録。

画家の物語と作品を大切に並べて綴じた、ときどき覗きたくなる楽しいおもちゃ箱のような本です。

小学館 2,916円(本体2,700円+税)