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「みな、やっとの思いで坂をのぼる」
「水俣病」と聞いて何を思いますか。
・チッソの工場排水によってメチル水銀中毒が引き起こされたということ。
・県も国も企業側に立ち、患者に寄り添わなかったため、患者は闘わなければならなかったということ。
(でもそれは過去の話…のはず。)
水俣病に認定されると補償がある。そのために検診を受けなければならない。しかし民間の医者は水俣病に関わろうとしてくれない。この衝撃の事実は、たった5年前の2013年の話だそうです。
本書には不知火海をのぞむ丘の上にある水俣病センター相思社で、患者相談窓口を担当する永野さんが記録した、「ただ、話を聞いてほしかった」水俣病患者の声がおさめられています。
私たちが知らなかった声を聴く、大切な一冊です。
■オンラインショップでもお買い求めいただけます。
ころから 1944円